皆様どうもお疲れ様です。
中村幸男です。
さて、今回お話するのは、自衛隊で後輩が出来れば(新隊員じゃなくなれば)楽なのか、という話です。
演習で毎日行われる宴会。
そのせいで新隊員は毎日辛い思いをしています。
ならば、新隊員じゃなくなれば良いのか?
と、思う方もいるかもしれません。
実はそうでは無いのです。
自衛隊の教育システムは、六ヶ月(前期は基本教育、後期は各職種教育)の新隊員教育から始まります。
そこで自衛隊の基本基礎を学びます。
その後、初めて部隊配属されます。
部隊配属された後は正直言うと楽です。
細かく時間が決められた訓練日程もそこまでは無く、毎日訓練をしているのでは無く、演習準備や体力錬成
、駐屯地や演習場の草刈り等の管理のような普通の仕事をしている感じです。
なので、新隊員教育で学んだ事とは別にまた学ばなくてはなりません。
それらを教えるのは、一年上の先輩です。
そう、つまり去年まで自分達と同じように右も左も分からずに部隊配属された新人です。
たった一年で全ての事を正確に教えられる訳が無く、新隊員がミスをすれば一個上の先輩が怒られます。
それでも改善されなければ、更に一個上の先輩が怒られます。
つまり……
新隊員が出来ないのは一個上のお前らがちゃんと指導しないからだ!
そこから……
新隊員が出来ないのは一個上の奴らをちゃんと指導してこなかった二個上のお前らのせいだ。
と、どんどんと上に責任が押し付けられてきます。(流石に4個上までは行かないかな?)
勿論、部隊ごとに差異は有るでしょうが、自分の部隊はそうでした。
という感じで入って一年のまだまだ仕事を完璧に出来る筈も無く、まだ覚える事も沢山ある先輩が新隊員を教育し、新隊員が出来なかったら二個上の先輩が怒られる。
という事になります。
3個上くらいの人まで行くと、自分が仕事で怒られる事はそこまでなくなってきたのにお前達のせいで怒られたんだけど的な感じで怒られます。
まぁ勿論、個人差というか人によって変わるのでしょうが、とにかく自分が入った時の先輩は酷かった……
それに、中隊も一番最悪と言われていた部隊に配属されてしまいましたしね……
と、言う事で下が出来ても辛い事は多い……というか辛い事が増える。
ぶっちゃけずっと下の方が楽なんじゃね?
と、自分の一個上の先輩は言ってました。
と、いう話でした。
次回の話は何も考えておりません!
考えておきます……
では、最後まで読んでいたたきありがとうございました!