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自衛隊小話 演習で行われる毎日の地獄の宴会編

おつかれま様です。
中村幸男です。

さて、読んでくれている方がいるかわかりませんが、前回話した通り、ギフトの返礼として自衛隊小話を披露いたします。

そんなの求めてないよ!

という方はギフトの返礼としてどんなのが良いかいってください笑

取り敢えずすぐに用意出来る物を提供致します!

では、どうぞ!



自衛隊では演習というものが頻繁に行われます。

因みに自分は野戦特科(砲兵)でした。

野戦特科では演習というのは何週間か続いたりします(他の部隊は知りません!)
そこで、毎日のように宴会が行われるのです。

良いね! 楽しそうじゃん!

そう思った方。
お待ち下さい。

演習で行われる宴会。
それは、新隊員にとっては地獄のイベントです。

各班で天幕(テント)の中でコンロを使って料理したりします。

そして、新隊員が準備し、料理し、まず班長に
「班長! できました! どうぞ!」
と渡します。

そして、その次の階級の人、その次の人……と続き、自分の元にはほぼほぼ残らず、全く腹は膨れません。
もはや残飯処理と言っても良いでしょう。

その班がクソみたいな奴ばかりだともう辛いですね。
イジメにあったりも普通にします。

そして、宴会が終われば片付けるのは勿論新隊員。
上の人は一切手伝ってくれません。

自分は北海道の部隊でした。

夜は寒く、お湯など出ないので洗い物をするのも一苦労です。

そして新隊員の仕事に各天幕のストーブの燃料給油があります。

宴会の準備に後片付け、そして燃料補給。
更には靴磨き(これは基本的には全隊員)もあります。

靴磨きに至っては中隊長の靴も磨かされますし、新隊員ならばより一層きれいに磨かなければなりません。

宴会さえなければ順調に回せるのですが……

という事で新隊員にとって宴会は地獄のイベントです。
邪魔でしかありません。

あれは上が楽しむだけ楽しんで下は苦労する、というクソイベントです。

……え? 口が悪い?

……大目に見て下さい笑

では、本日はここまでといたしましょう。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

次回、ギフトを頂けましたら『自衛隊小話 後輩入ってきても辛いよ編』をお送りします!

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