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オネェパブ『ダンディ』 永谷ユウ×大邑シウ

今日は………もう新しい話を書く気力がなくなってしまったので(笑)
だってあまりにも反響が多すぎたのと、ヘイト溜まる展開が多すぎたので、息抜きです。

今日はすいません、新企画で対談です。
タンティパパ様こと、タンティママ様が経営しているオネェパブ「ダンディ」で飲んでいるシチュエーションです。


「あー、久々に飲みにくるけど……シウ、本当に良かった? 多分、ジュースとかも出してもらえるとは思えるけど」
「うん、大丈夫。ノンアルコールとかならいけるし」
「———あれ、限りなく0%だけど0ではないから。飲むのは禁止」
「大人はズルい……。あ、このお店、お母さんが行きつけって言ってた気がする」
「そうなんだ。僕も会社の上司に教えてもらったんだけど、ここのママがとにかく面白いんだ。女の子には優しいから大丈夫だと思うよ。あ、ママ。すいません、奥の席って空いてますか?」

【 移動中 】

「ふぅ……、しかし今日は本当に疲れたな。シウも疲れたでしょ? ほら、根岸くんの件があって」
「ううん、私は大丈夫だったけど、ユウの方が大変だったでしょ? 仕事も途中で抜けてくれて……ありがとう」
「いや、僕は全然。って、待って! ここはお店! 僕らは父娘! 距離が近い、人が見てる!」
「………これくらい良いのに。だってもうずっとイチャイチャしてないし」
「んー……、中村さん曰く、これからずっとないらしいよ? もう修羅場しかないって」
「———ラブコメジャンル……ウソツキ」

「まぁまぁ……、でもシウは良かったね。たくさんの人がシウの行動は自己防衛だから問題ないって、仮に訴えられても大丈夫だろうって擁護してくれてたよ」
「………うん。こんなにたくさんの人に支えられているって思っていなかったから嬉しかった。皆さん、ありがとうございます。それに比べてユウは……結構大変?」
「うっ、僕の場合は……イコさんからのダメージが多いから。まさか他人って言われると思っていなかったからショックだったかな?」
「今だから言えるけど……その時は呆然としてたもんね。あれはお母さんが悪い。こんなによくしくれているユウに対してありえない」
「ありがとう。本当にシウがいなかったら僕はダメだったかもしれない。世間的には許されない関係だけど、やっぱ僕にはシウが必要なんだって痛感するよ」
「うん、それは私も………ねぇ、ユウ。向こうで沢山の人に見られているんだけど、気のせい?」

「———気にしないでいいよ? 後で僕の方から話しておくから。それにしても……もう一つ気になっていたんだけど、根岸くんのお母さん、あの人からは何を言われた?」
「………ユウは気にしなくていいよ。もう大丈夫だから」
「そういう訳にはいかないだろう? 言われた内容次第では僕らが訴える覚悟で」
「だからいいの! ……こうしてユウが気にかけてくれるだけで。他の人に何を言われても、それでいいの。分かってくれる人だけが分かってくれれば……全員に分かってもらおうなんて思っていないから」
「シウ……本当にごめん。僕がもっと早く駆けつけていれば」
「もう謝らないで? 私はユウに感謝しているんだから」

「ありが……痛っ、え、あれ、ママ? え、グラスが空いてる? 本当だ。それじゃシャンディガフで。え、焼酎しかない? それじゃロックで」
「ねぇ、見て? 向こうに仲良しカップルがいる。いいなぁ、私もユウとあんなふうに飲める関係になりたいな」
「———本当だ。いいな、憧れるね。シウが20歳になったらいろんなお店に連れて行くよ」
「ありがとう、約束だよ?」


「……あ、そういえばお母さんってどこに行ったんだろうね? ユウは心当たりある?」
「え、別に……? ホテルとか、その辺りじゃない?」
「そうかな……? 私、お母さんの恋人のところかと思ったけど」
「(ぶはっ!)え、え? シウ……、もしかしてイコさんが浮気してたのって知ってた?」
「え、そうなんでしょ? だから私、ユウに告白したんだけど?」
「え? そ、そうなのか?」
「あんなに外泊ばかりしてて気付かない方がおかしいし。ユウとお母さんが仮面夫婦を続けるのって、私の為だと思っていたんだけどな……。ほら、私が片親で不憫な思いをしないように結婚したんでしょ?」
「まぁ、それもあるけど……」
「お母さんも気を遣わなくて良いのにね。どうせバレてるんだから、早く好きな人と一緒になれば良いのに。そしたらこんな修羅場にならなかったのにね」

「(僕が早く切り出さなかったせいだから何とも言えない……)」
「(作者の中村も故意にこの展開に持って行ったのでなんとも言えない………)」



———本当ですね。シウの言う通り、この家族……元々それぞれの矢印に破綻をしていたので、ユウの矢印がイコからシウに変わった時点で白状していれば丸く治る三角関係でした。ん、四角関係?

まぁ、それだと小説として面白くないからなんとも言えないですが……苦笑

イコさんには相当のヘイトが溜まっていたので、今更良い人ルートはないけれど。
一応、この三人にも円満エンドが用意されていました。

え、ちなみにもし円満エンドなら今回の修羅場はなかったのかって?
この回はだいぶ前から予定されていたので、どのエンドでも公開されていました。
もうイコさんへの信用度、復活見込みなし!

では、お読みいただきありがとうございました!

あ、会話文ばかりで読み難くてすいませんでした💦
あと辺なところで改行入ってすいませんでした!
一応区切りっぽいところでは区切ったんだけど……ね?💦

15件のコメント

  • まったりなシウ×ユウのお話ありがとうございます🙏🙏🙏
    シウいい子すぎる😭
    ひたむきなユウを日頃から見て、ちゃんと愛情を貰っていい子に育ったんでしょうかね?

    明日からの投稿も楽しみです✨
  • そうですね。怪我をさせてしまったものの、向こうから暴行を加えてきたので、過失割合は半々。お互い様って印象でした。客観的にみて、下手に出る必要はないのかなと。

    むしろこのシウちゃんを気遣うやりとりを本編にして良かったのではw
    シウちゃんがあまりにもかわいそうだったんで……

    あとこのルートを通って、円満エンドにしていたら今日以上の嵐が吹き荒れていたと思いますよwww
    流石に、隠されていたカラクリが鬼畜すぎる。これもう擁護不可能ですう><
  • 陽菜「恭介くん、修羅場って言葉が聞こえたけど大丈夫かな……大変そうだったら力になってあげた方が」
    恭介「大丈夫、大変だと思うけどあの2人の表情を見たら分かるでしょ? お互いを大事に思い合ってる2人だからどんなことがあっても乗り越えられるって」
    陽菜「そっか、じゃあじゃあママに頼んであの2人におつまみでも出して応援してあげよう。私『あちらのお客様です』っていうのをやってみたい」
    恭介「そこはお酒じゃないんだ?」
    陽菜「だってあの女の子未成年でしょ?」
    恭介「え”?」(相変わらず女の子に関して鈍感だった)
  • matuyuu様、ノートの方まで見て頂いてありがとうございます! 完全に番外だったので、しおりに影響が出るかなと思ってコチラにアップしました。

    うぅ……っ、むしろ私の方こそ嬉しい言葉をありがとうございます!
    そう、シウはイコの子供だけどユウの優しさを受けて育った良い子なんです……( ; ; )

    明日はちょっと暗いイコさん過去話ですが……またこんな感じで息抜きアップするようにします✨
    よろしくお願いいたします🎵
  • 火乃玉様、ありがとうございます!
    いや、本当に沢山の方が「大丈夫だよ」とシウにコメントをくれたことが嬉しかったですね……。

    ———本当はイチャイチャさせていろんな意味で慰めてあ………うん、まぁ、そうなんですよね。可哀想でしたもんね……。
    シウが可哀想だったからこそ、ユウも取り乱さずに耐えた面もあったんですが……いや、本当に酷い展開ですよね。誰だ、こんな酷い展開を書いたのは………って冗談はここまでにして。

    色々考えたんですけどね……ハッピーエンドに向けて。小説って、本当に難しいですよね……💦
  • さすがみどりの様、名前を出してないのに恭介と陽菜だと理解してくれて、しかもこんなサプライズまで……✨

    そして最後の恭介www
    このオチは秀悦過ぎるw

    しかし、会話だけって意外と難しいですね。面白いけど^ ^

    シウ「……あ、ねぇユウ。このおつまみ貰っちゃった。あの綺麗なお姉さんから」
    ユウ「良かったね。ねぇ、ママ。僕にもおつまみ………え、ダメ? え、品切れ? でも今………はい」
    シウ「どうしたの?」
    ユウ「………ここのお店は可愛い女の子にしか作るおつまみはないって。野郎は勝手に焼き鳥買ってきて食ってろってさ」
    シウ「(ユウ、どこに行っても辛辣な言葉ばかり……可哀想)………よしよし(ナデナデ)」
  • 完走まで頑張ってください!

    期待しております!
  • kz1029os様、ありがとうございます!

    本当、ノートにまでコメントを……!
    ありがとうございます‼︎
    ここまでヘタレなユウですが、最後にはシウの為に男になってもらって頑張ります!

    とりあえず完結までは甘さがないので……ハッピーエンド後には二人のイチャイチャをふんだんに書きます!
  • 無事に新しい限定トークが限定になりました。
    ひょっとしてこういうチラ見せしてサポーターを増やす戦略だったらすみません。
  • みどりの様、そして火乃玉様もありがとうございます!

    いや、普通につけ忘れてました💦
    同じようなのは対談でしてるから、サポーター様限定もした方がいいのかなと思いつつ^^

    あ、それと凛をゲストに呼ぶ案、ありがとうございます! かなり面白いことになりそうですね✨
  • 凛ちゃんはいいですよね。
    あの後、中学に通えなくなってその後どうなったかとか一番身近で見てるはずなんで。
    ミチと付き合い始めた頃の幸せなのろけとかどんどん金遣いが荒くなっていっておごってもらった話とかイコのイメージがめちゃくちゃ悪くなりそうですけど(笑)

    その後も付き合いがあったらかなりディープな話が出来そうなゲストさんです。
  • 確かに、今一番熱いゲストかもしれないですねw
    イコさんじゃあまりにも渦中の人すぎてネタバレがすごいのでw
    明日、凛で書いてみます^ ^ありがとうございます✨
  • (遅くなってゴメンなさいね)

    タンティママン:あらっ?いらっしゃ〜い
    お二人サマねぇ〜
    (って、、この娘イコイコに似てるわねぇ?)

    んっ?陽菜タンなぁに?
    あのお客様におつまみね?
    分かったわ、陽菜タンはホント優しくていい娘ねぇ〜
    キョンキョンは、相変わらず鈍感だねぇ…

    ユウユウとシウシウ
    あちらのお客様からおつまみを頂いたからね
    遠慮せず食べてねっ。

    えっ?何で名前が分かったかって……
    (小説でアナタ達の行動は筒抜けって言っていいのかしら)
    アタシぃテレパシーがあってぇ〜
    ビビってわかっちゃったのぉ!

    とにかくぅ、シウシウとぉユウユウの幸せになるのを見守ってるわね。
    あと、イコイコはねぇ一本背負いと大外刈りのコンボした後に慰めとくわね…
  • タンティママ様、ご出勤お疲れ様です✨
    ちなみにこちら、二日目も更新します^ ^

    いやー、本当ならイコがお店に飛び込みで助けを求めにくるはずだったのに😆

    けどきた瞬間に一般背負いと大外刈りだから大変だったかなー?笑
  • 新作公開できました!
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