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漫画の相方について

漫画原作用のサンプルシナリオをカクヨムに投稿しました。
これを見て、一緒に漫画を描いてくれる素敵な相方が声をかけてくれれば嬉しいです。
私は20歳の時の相方にバックられて以来新たな相方を探し求めるも、出会った人は作画担当の話を持ちかけると「原稿料いくら?」「先にお金貰わないと描かないよ」と完全に外注(害虫)扱い!
完全にビジネスライク、そこに私が依頼したキャラクターに対する「好き」とか「かわいい」と言った「情」はありません。
私が今まで相方募集掲示板に書き込みをすれども、送られてくるメールは冷やかしのいたずらメールばかり。

こちらから「相方になってくれませんか?」ときっかけ作りのために行動を起こして性癖や趣味(例えばバニーガール)が合う絵師さんや漫画家の玉子に私の看板娘をデザインしてもらう手法を取ったのですが、向こうから見たら数あるクライアントの1人でしかない私のキャラクターに愛着を持って描いてくれる事は殆どありません。
なぜなら、そのキャラクターへの愛着が無いからです。

これは私の経験則ですが、殆どの絵師や漫画家志望たちが例え自分と趣味・性癖が一致していたとしても、金の繋がりのみで事務的にキャラクターデザインしていたのに対し、ビジネスライクじゃない金銭が介在しない漫画家ユニット・相方としてなら、キャラクターデザインも作業も同人活動も本気で楽しんで助け合って時に作り手目線から今期アニメを見て感想を言い合ったりと、心が満たされたりと、相手が同性異性そして年齢とスキル問わず一緒に過ごして楽しいものです。
なぜなら本当にいつまでも漫画家として生きたい人と絵は描けないけど漫画やキャラクターは生み出せる人の金銭や契約が介在しない化学反応って、精神的な快楽が本当にすごいです。
その結果、それぞれ1人だけでは頭打ちだった脳内ワールドにビッグバンが起こり、お互いに新世界が生まれるのです。
ブレイクスルーなんてレベルではありません!
新創世記レベルの化学反応です!
愛情のあるキャラクターデザインと愛情の無いキャラクターでは、もはや似て非なるものだと悟りました。

話を元に戻すと相方にバックレられたショックと「相方になりませんか?」のアプローチに玉砕、もしくは音信不通になって半ば人間不信になりつつありました。
「決して裏切られない責任感を持たせるには金を介在させるしかないのか…」
と某ラーメンハゲの言葉通り、背に腹は変えられず最後までなんとか描かせ切るために見込んだ絵師さんにコミッションしました。
ですがそういう絵師さんはこちらが絵が全く描けないからとわかっているのか足元を見たような高値(絵師さん曰く「これが相場だ」と言っていました)を提示され、当時の自分に相場通りのお金を用意できるだけの財力はありませんでした。
絵師側もいくら仕事の為とは言えここまで足元を見て高額をふっかけてくるとは…私の人間不信はますます強まりました。
確かにお仕事募集中の絵師さんにお金を払えばこちらの色んな手間をすっ飛ばしてクオリティーの高いイラストを描いてくれます。
ですが、それは飽くまで金銭のためであって依頼主とキャラクターのためではありません。
自分が生み出したキャラクターを本当に好きになった漫画家志望が、自分に全力で協力してくれる。
これほど嬉しいことはありません。

コミッションサービスで事務的にキャラクターのプロフィールを羅列して送信して「はい、お願いします」とドライに頼むのと、趣味も話題も共通する人と一緒に、作業通話しながらでもキャラクター設定について話し合うのでは全くもってキャラクターを作る楽しさとノリが違います。
快楽物質であるセロトニンとドーパミンが溢れて止まらない、そんな状態でしょう。

相方が思い切り自分のキャラクターを自分のキャラクターのように愛でて遊んでいるときの落書きを見ている時ほど楽しいものはありません。
逆に相方のキャラクターをこちらが好き勝手に無双させる爽快感も書いて痛快なものです。
クロスオーバーだってできますし。

私が言いたいのは、コミッションは金銭が介在し、責任感を持って最後まで描いてくれるが飽くまで仕事。金銭ありきのそれっきりの関係。
それよりもいつでも私と作画担当、お互いにコミットしてお互いのことを一番に考えてくれる作画担当と出会いたいのです!

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