僕にはいくつか好きなカクテルがあるのですが、“ピニャ・コラーダ”はとりわけ好きで、チャンスがあれば“ちゃんと”飲みたいと思っていました(味は知っているけどちゃんと味わって飲んだこと無いカクテルってありませんか?)。
そんなおり、「ピニャ・コラーダ味のビール」という変化球中の変化球の、わけの分からない飲み物を大量に飲める機会に恵まれまして……それを異常な頻度で飲んでいるうちに、「落日のピニャ・コラーダ」という小説の格子を思い付きました。
オオエドパンツァーという超長編小説を描いている裏で、他の小説を描いている時間なんて全く無かったのですが……「イメージが明確なうちに書いておかないと、この小説は一生書けない」……という謎の切迫感が湧き上がり、あろうことか行き当たりばったりの“パンツァー形式”で執筆を始めました。
※(元々別の用途で「下書き」のようなプロットはあったのですが、それでも9割思い付きです)
もちろん無い袖は振れないですから、結末までは予め決めて描き始めたのですが……「あまりに独りよがりな小説」だと思っていたので、「読んでくれる方はおそらくいないだろう」という感じで書き始めました。
なのでこの小説にちょっとでも触れた方にお礼が言いたいと思い、この近況報告を記しております。
我ながら摩訶不思議な物語をここまで続けられたのは、みなさんのお陰です。もちろん、Twitter(現:X)で応援していただいた方へも、多大な感謝をしております。
構造的にも内容的にも、そして執筆方式的にも、かなり負担が掛かる小説でしたので、ここまで一人では走りきれませんでした。
重ね重ねみなさまありがとうございます。
以上、簡単ですが完結に際して皆さんへのお礼まで。