お疲れ様です。
朝晩寒くなって来ましたね。コロナも心配ですが、単純に体調を崩しやすい季節の変わり目でもあるので気を付けていきたいです。
自分は腰の調子も悪くなく安寧な日々を送っております。色々ありましたが、結果的には運動と姿勢が特に重要だなと言う結論にいたりました。筋力が落ちる、骨盤が歪むなどで神経が圧迫されてうんぬんかんぬんです。なので現在は人生で一番姿勢良く日常を過ごしております。自分、腰の話ばっかっすね。
『龍の町に星が降る』
おかげさまで完結させることができました。十香の話としての完結も目指して続きを考えたいのですがそれはまだ時間がかかりそうなので一旦完結です。たくさんの人にも読んでいただき、当初目標にしていた完読十人も超えられました。ありがとうございました。
『短編集』
こちらは作者の練習用も兼ねていますので無秩序な感じでやっていくと思います。たまに覗いていただけますと嬉しいです。
あとこれとは別に五分で読書の短編も書けたらいいなと思ってます。
『小話集』
いまだにタイミングを量り兼ねています。
『新作』
なんとか今月中に。最悪年内に。あまり期待しないでお待ちください。雰囲気としては龍に近いものを公開します。元々同じような時期に考えていたものなので作者としては姉妹作の一つ的な感覚で、似ててもいいやって思っていたんですが、公開するにあたってそれじゃあまずいかなと思って現在いろいろ考え中です。どうなるやらわかりません。
自分は昔、読書感想文が苦手で、しかもネット上と言うかあまりコミュニケーションが上手な方ではないので、失礼があってはいけないと作品に対するコメント、レビューを控えているのですが、呼んでくださったフォロワー様に何か還元できないかと思い、以下感謝の裏話として少し作品解説をしたいと思います。参考になるかは分かりませんが、どちらかと言えば書く方向けだと思います。ネタバレと言えばネタバレなので、興がさめるなと言う方は読まない方がいいかもです。
感謝の裏話
自分もしっかり出来ているかは微妙な所なので大目に見て下さい。あくまで出来ている体で勇気を出して書きます。あと特定の誰かや何かに対する文句などは全くありません。
□全体
実家の近くに田んぼが広がっているのですが、夕方よくその中の道を走っていました。なんにもない田んぼの真ん中に、でっかい岩があって、それは龍のたまごで、って言う妄想を一人でしてたんですが、それがこの話の最初です。
結構早い段階で群像劇にしたいなと思っていたのですが、難しくて書けないを繰り返し、なんだかんだで初稿が完成したのが二年前ですかね。それからなんやかんやありまして、今回、改稿してカクヨムで公開するにいたりました。
改稿ですごく大きな変更点があって、実は初稿では深雪さんいませんでした。自分でもびっくりですわ。つまり撫子と言う要素もなかったんです。なのでもちろん全体を改稿したんですが、深雪さん以降は新しく書いた部分が多く、鋭い方には感じ取られてるなと、読む力が本当にすげえなと、そう思いながら見ておりました。深雪さんは本当にこの物語にすばらしい色を入れてくれました。
□構成
基本的には三幕構成を意識しています。序破急ってやつですね。もうちょっと分解して、アクト1、ターニングポイント1、アクト2、ミッドポイント、ターニングポイント2、アクト3てな感じです。
話の種類、ヒーローもの、パニックもの、ラブストーリー、社会ものなどなど、で変えつつミッドポイントを中心に流れを考えています。
今回の場合だと、それぞれのエピソードに序破急、司君の語りに序破急、全体に大きく序破急です。全体で言うと最初は神隠しの事件で興味をひいて真ん中らへんから二人の恋の話に変わっているかと思います。もちろん突然は駄目なので伏線は入れます。
序文及び最初の司君の語りには読者と物語の距離感を調整する役割を持たせていたのですが、ここで離れる読者さんも多いので、webだとあんまりやらない方がいいかもなとも思いました。
ただ三幕構成ですが、最近はチェック用、もしくは悩んだ時用にしています。確かなんかの教本にも書いてあったと思うのですが結局そこにいたりました。
これは上映、上演など時間が決められたなかでの脚本術でもあるし、脚本家がその際に使うのが正しいのかなとちょっと思ってます。小説はもっと自由でいいし、どうせなら映像化の際に脚本家を悩ませる文章を書いてみたいなとか今は密かに思ってます。それに自分はどちらかと言うと剥き出しの感情でぶん殴ってくるみたいな文章の方が憧れますし。構成滅茶苦茶なのになぜか面白いとかに憧れます。今を時めくハイコンセプトの作品だったらそれだけで興味も惹かれます。
なんか書いていてドキドキして来ましたが続けます。
□文章
比喩表現。使いすぎだなあと自分で思うのですがとりあえず棚に上げます。
自分の場合どちらかと言えば例え突っ込みの意識でいます。お笑い芸人の方がやるやつです。まあそれはどっちでもいいんですけど。
別々の単語を結び付けて共通点を見つける類推する力と言うのには個人差が凄くあると思っています。なのでいきなり言ってポカンさせてしまわないように自分はなるべく比喩表現に伏線を張っています。言い換えるならば、内輪うけができる状態を作っています。最初にテーマを決めている場合もあったりします。今回の話でもそれぞれそれがあります。例えば深雪さんは、花壇周辺と、着物周辺のものだけとか。読んでいただいた方ならなんとなく言ってること分かると思います。その上で色々考えて書いてる感じです。ここんとこで遊んだ作品もあるんですがそれは次の次くらいに公開できればと考えてます。
はい。ざっくりとですがこんな感じの裏話でした。他にも色々あるのですがこれ以上は長いししんどくなって来たのでやめておきます。なんの参考にもならないなと思っていただいても構いませんし、お前ごときが何言ってんだと思っていただいても構いません。
フォロワー様方と同じ時代の作家の一人になれたら嬉しいと大それた願いを胸に秘めつつ今後も精進していきます。
作品を読んでいただいた方改めて本当にありがとうございました。