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一人称小説の壁

以下、あくまで一人称視点での話。

私は紙媒体(最近キンドル多し)でホラーやミステリー小説を結構読むし、SFも、まぁちょろっと。純文学は、好きな人だけをちょろっと。という感じなんだけど、主人公はね、誰も地の文章で名乗らないよ。
物語中に上手く名前を出している。初めてあった人に対して自己紹介するなら全然普通だし、なんなら友達にでも名前を呼んで貰えばいい。

正直、文頭で主人公が自己紹介をする小説が、苦手です。その地点で読むのを辞める場合がとても多いです。「なんか説明しとるー」って、思っちゃいます。ある種のメタ発言だと、私は思うのです。私にとってメタほど萎えるものはありません。
主人公が自分の事を「主人公」だと思っているから、地の文章で自己紹介するんでしょ? それって……なんかねぇ……。

資料集として「はじめに」で紹介するなら、全然有り。むしろ皆、そうして欲しい。

ちょっとしたつぶやきでした。

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