• 歴史・時代・伝奇

ラウンド・オブ・セブン ――七王国調停官――の公開について

 いつもご覧くださり、誠にありがとうございます。
 The Gazer 《 ゲイザー》の作者:流川夕(Yu Nagarekawa)です。

 9/4〜12/4は外伝作品【ラウンド・オブ・セブン ――七王国調停官――】を掲載します。本作はThe Gazer の兄弟作品です。スピンオフというよりは、この作品もど録立した物語となっており、本編と同じ熱量、違うベクトルで描く幻想世界の冒険譚となります。

 今回は全3作の掲載です。
 まずは最初の一本目をご紹介しいたしますので、あらすじをご覧ください。

【あらすじ】
 七つの国が大陸を治める七王国時代。戦火が途絶えて久しくも水面下では大国同士の思惑が交錯し、危うい均衡は崩壊の兆しを見せる。もう二度と戦争は起こさないという想いを胸に各国の憂いを事前に調査し、火消しする者たちがいた。彼らはラウンド・オブ・セブン――七王国調停官と呼ばれている。

 北原の魔導皇国を訪れた調停官の青年レシュは、査察の途中で行方をくらませた。ある施設で目を醒ました彼は、国家転覆を企む革命軍の女と出会う。そこで明らかになる大国の思惑。戦う力を持たないレシュは、口八丁で事態を切り抜けようと策を巡らせる。時系列は第二章『聖域の師弟』第零話『ディーヴの反証』の数ヶ月前です。

・もくじ
01 白狼を求めて
02 青い髪の怪しい男
03 調停官
04 革命の功罪
05 まずは挨拶が大事
06 アガートラム
07 女神に祈りを
08 氷焔の魔女
09 改宗派の新人
10 次回予告

 The Gazer ではゲストや脇役だった登場人物も顔を出すため、時系列も含めてThe Gazer と交錯する物語になっています。

 主人公は護身術程度の心得しかなく、本気で戦えない最弱を誇っておりますので、そんな彼が巻き事件をどう切り抜けていくのか、お楽しみいただけると幸いです。

 それでは9/8(金)0時から、ラウンド・オブ・セブン ――七王国調停官――をどうぞよろしくお願いいたします!

イラスト:misa様(@12misa26)

コメント

さんの設定によりコメントは表示されません