お久しぶりです。永ノ月でございます。
この投稿が三年ぶりであることに驚愕しながらこのノートを書いております。
さて、この数年公募戦争に専念していたわけですが、おかげでさまざまな課題が見えてきました。
当然のことではありますが、自分でしか自分を評価できない環境というのは、得てしてとちくるうものにございます。
身内に読んでいただくこともありましたが、最終的には選考が通るかどうかに委ねられ、一次すら通らなかった日には自分を貶し続ける負の連鎖へと陥るわけです。
いかんせん筆も速い方ではなく、製作時間を捻出するのも一苦労。
そして今年9月、びっくりするほど書けなくなってしまったのです。それだけならまだしも、読むもの見る作品すべての面白さがわからなくなっていました。
あ、これダメな奴だ。
このままでは書くこと自体を嫌いになってしまう。それだけはダメだ、物語を紡がない私など想像できない。
というわけで、公募用の完結した物語ではなく、尺もくそもない一番書きたい物語を書きに帰ってきた次第にございます。
これまで公開していた「銀の魔法と赤の世界」は一度非公開にし、完全リメイクとして投稿します。
こちらは私が生涯をかけてなんとしても完成させたい大長編作品です。これを書きたいがためにネットの海へと舞い戻り、あわよくばたくさんの作者様読者様と交流がしたい。させてください。
とはいったものの、諦めが悪いのでキリのいいところまで書いて次回の電撃大賞様に応募させていただこうかと思います。
これの結果が出たところで、ひそひそと書き溜める予定の続きを投稿していこうという作戦です。
現在は投稿に向けて準備中です。本当は十二月一日から連載を始めたかったのですが、どうしても序盤は妥協したくないので時間をかけさせてください。
プロローグと第一章が完成次第順次投稿し、週一目標でゆっくり進行とさせていただきます。
ここまで長々と話してしまいましたが、もし私の作品を見かける機会がございましたら、ぜひ目を通していただきたいです。
何かと不安定な世の中ではありますが、どうにか生き延びてこれからも物語を紡いでいきます。
これまでかかわった方々、これから出会う作家様たちに感謝をこめて。
by永ノ月