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ゴスリリ完結について

 蜘蛛完結しましたね……。
 とよそ様の完結に触れて、しみじみと、ゴスリリの完結についても考えたわけです。
 例の蜘蛛さんは二〇一五年の五月からですから、六年半。六〇〇話。大作ですね。
 途中から拝見させていただいて、ついに先日リアルタイム完結を受けたわけで、なんだか読者ながら感慨深いというか。

 ゴスリリはどうかと言えば、二〇一七年の十二月から連載を開始しまして、しばらくは日刊でしたが、書きためが切れて以降はシルマジと並行しつつ、大きく期間をあけながら、今日現在の最新第十九章で二七五話。次の章でもまだ三〇〇話に届きません。用語解説を入れてもようやく百万文字くらいでしょうか。
 届きませんと言っても、二七五話も続いていればもう十分長すぎるかもしれませんが。
 四年という連載期間も、途中長々とお休みいただいていることもあって、長過ぎるかもしれません。

 もともとゴスリリも、私もなろうで連載ってやってみたいなー、程度の軽い気持ちでした。はやりに乗るにも遅いし、流行のお尻をとろとろ追っかけていたようなものです。
 二〇一四年ごろにカゲプロでちょろっと書いて、二〇一六年ごろにガルパンでちょろっと書いて、まどマギやら艦これもちょろっと書いて、合同誌なんかに寄稿もさせてもらって。
 それでまあ読んでもらって感想貰ってというのが心地よくなって、オリジナルも書こうかなという感じで。

 連載後すぐに前職を辞して、失業期間中にがさっと書き溜められたのも、連載が続いた一因ではあると思います。書きためがなくなった後も、これだけ続いたのだからと惰性で続けてきたように思います。

 そもそもゴースト・アンド・リリィには着地点というものが最初からありませんでした。旅自体が目的であり、ゴールは特に決めていなかったんです。巨悪とかがいるわけでもなく、立身出世を重ねていくわけでもない。
 恋愛的に結ばれても別にゴールではないし、そもそも結ばれる予定でもなかった蛇足ですし。
 ある種、日常系のようなだらだらと重ねていくスタイルだったんですね。
 だから別にどこかで切ってしまっても、特に問題がない形でした。
 私たちの旅はこれからも続く、みたいなね。
 作者の人としても、いついつでも終わってよいようなものでした。
 筆が乗らなくて形にならなくても、作者の人の中では、ああ、あの三人はこんな冒険もしたんだろうな、こんなものを食べたんだろうなと、そういうささやかな空想が楽しめるわけですから。

 書籍化を夢見たこともありました。
 コミカライズしたりアニメ化したり、そう言う想像は楽しいものでした。
 閠は甲斐田裕子ボイスで想像していますというお声を頂いたときは、是非聞いてみたいなと思ってしまいました。

 皆さんに応援いただいて、感想頂いたり、レビュー頂いたりで、とても力づけられました。ありがとうございました。嬉しい限りでした。
 幸いなことに、ひどいことを言われたり、あれこれ指図されたりすることもなく、のんべんだらりとやってこれました。
 そんな皆様に支えていただいておいて、鳴かず飛ばずのランキング外をうろちょろするばかりで、申し訳ない限りです。

 長ったらしい文章と回りくどい展開で序章どころか一話時点から読者を振るい落としにかかるような悪文に今までお付き合いいただき、また感想やレビューなどで支えて下さり、SNSなどでの拡散にもご協力いただいた皆様。
 いつまで続くんだこれというだらだらとした進行と展開を、それでも楽しみにしてくださった皆様。
 刺さる人にだけ刺さればいいやと言う作者の人のせこい言い訳にお付き合いいただいた皆様。
 驚くくらいたくさんの実は読んでいたという皆様。
 本当に、本当にありがとうございました。

 なんかこう、適当にきれいな感じの落としどころと言うか着地点が見えるまでは連載を続けていこうと思っておりますので、やっと完結するかと安堵されているところ申し訳ありませんが、いましばらくのお付き合いをお願いいたします。
 今後ともよしなにお願いいたします

 長串望

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