理科室に着くと当たり前だが鍵がかかっている。
「あら、θでなくて?」
我をθと呼ぶのは化学の先生であった。
「今の我の名前は『ドラ猫さん』でね」
「あらそう?」
化学の先生は不思議そうに理科室の扉を開ける。
「すまぬ、アルコールを少し分けてくれないか?」
我が化学の先生に頼むと……。
「θとアルコールと言えば、アレね」
うぐ、この嫌な予感はなんだ!
化学の先生はテーブルにアルコールランプに火をつけると。ガソリンを横に置く。
アレをやれと申すか……。
我はガソリンを口に含むと勢いよく吐き出す。
『ボウ!!!』
大きな炎が上がる。
おおお!
大興奮の化学の先生は喜んでいた。
結果、対価としてチョコレートを手に入れた。
我はフラフラしながら晶夢の教室に向かうのであった。