クロノヒョウさんの自主企画
第82回「2000文字以内でお題に挑戦!」企画
・2000文字以内で完結する物語であること
・お題に沿った書き下ろしのみ
・お一人様一作のみ
・タグに「お月見案内人のログ」と記入
・それ以外は削除します
に参加する為にでっち上げました。
実は、今回の馬鹿ネタの他にもう一作書いたのですが「お一人様一作のみ」とのことで没にしました。
※「お月見案内人のログ」没案
中秋の名月とか言うんだっけか――。
そう言えば、もう何年も月なんて気にしたこともなかったな。
いや、あの日も満月だったか……。
闇の中で生きていた、あの頃。
タイミングが悪かった。
誰も傷つけるつもりはなかった。
「……おじさん、だあれ?」
忍び込んだ家。
誰も居ないと思っていた。
反射的に引いてしまった引き金。
――よそう、結局は言い訳だ。
鉄格子越しに見える満月。
今日は来なかったが、そう遠くない日にこの扉が空くのだろう。
俺もあの子のいる場所へ案内されるんだろうか。
ゴメンな。おじさん綺麗な思い出は持ってないんだ。
せめて今日の、この満月を心に記録して持っていくよ。
許されるなんて思ってないけどさ。
それしか持ってないんだ。
それで勘弁してくれよ。
Bonus trackで接続してもレギュレーション違反かなと思ったので、ここに置いておきます。
いつか日の目を見させたいな。
そんな感じです。