お久しぶりです。更新再開と言いつつ間があきました。申し訳ないです。
今回『キョンがアホだった場合の涼宮ハルヒの憂鬱』、一気に3話更新しました。
基本的に1話1000文字前後を目安に書いているのですが、第19話は2000文字を超えてしまいました。第12話と第13話とペアになるような話なので、ちょっと分量が多くなってしまいました。
ようやく書けましたが、朝倉涼子がメイン回です。「いや、原作準拠の設定どこ行ったんだよ」というご指摘はあるかと思いますが、物語が本格的に動き始めるとこのキョン君だと話が回らないので、朝倉さんでテコ入れします。いやぁ、朝倉さんは本当に使いやすいいいキャラクターだなぁ(書き手の感想)。
第19話の話ばかりなのもあれなので他の話も簡単に。第17話はグダグダになっていた話に完全にケリを付けるための話です。これで一気に話を動かしやすくなりました。(朝比奈さんと約束するシーンは『動揺』の「朝比奈みくるの憂鬱」からです)
一方、第18話はちょっと原作の朝比奈さん(大)に対して思っていることを含めました。みくるちゃんが成長した姿であるはずの朝比奈さん(大)が、あまりキョン達に優しくないようにみえる原作ですが、今作のみくるさんはみくるさんが成長して帰ってきたような描写を意識しています。その差はどこから?というのはまあ今後の楽しみにしてもらえればなと。(自分でハードルを上げる)
再度第19話の話に戻りますと、みくるさんがキョンを連れて行ったのは第3話の日の放課後です。面白い部活はないかと聞かれたハルヒが全然ないと返答した日です(キョンに田中と呼ばれてずっこけた後顔面パンチした日といった方が思い出しやすいかも…)。
実は第3話のこの会話、原作ではゴールデンウイーク明けの席替え後の会話だったりします。なぜかというと、原作のキョンよりハルヒに近いキョンなので、当初は心をちょっとだけ原作より早めに開かせてみたのですが、第19話以降のキョンの働きにより、ちょっといい感じだったキョンへの好感度がアレな方向に…。
キョンとハルヒと朝倉委員長の放課後を書いてもいいのですが、このあたりの詳細を飛ばして、次の第20話ではハルヒに自発的にSOS団を作らせるところを書いてもいいかもなと考えています(これ以上放課後の話を書くと、ハルヒの好感度が下がりきる前に朝倉委員長をキョンが攻略してしまう危険性がゲフンゲフン)。
今作では朝倉涼子が原作以上にぐいぐい本編に関わってきます。書いてて楽しいキャラなので筆が載ってしまいすぎるのがちょっと危ないですが、主人公を食わないように気を付けます(性的な意味じゃなくて)。実際、第19話が分割せず2000文字越えになったのは朝倉さんの力なので割と真面目に書き手に取って諸刃の剣で危険なキャラです。まあ次に書くときに覚えていられれば気を付けます。
お盆なので一気に書けましたが、次はお盆明け以降となります。不定期更新なので、のんびりお待ちいただけると幸いです。お読みいただきありがとうございました。