まず、この作品は、ただの厨二病患者を本当に堕天使様だと思い込む女の子を書きたくて作りました。勘違いものにしたかったわけです。冒頭と結末だけ決めて見切り発車で書き始めました。もちろん、アオくんは厨二病で、本物の堕天使様ではありません。
次に、アオくんとクラスメイトの関係性について。もともとアオくんは人見知りで、周りとは壁を作っていました。ただ、アオくんのスペックはとても高く、周りの人は仲よくしたいと思っている状況。そのため、クラスメイトからは「アオくん」と下の名前で呼ばれてます。厨二病発症後は、周りから生暖かい目で見られてます。きっと黒歴史になるんだろうなと思われてます。いじめられてるとかではないですね。愛あるいじりとかはありそうですが。あくまで平和な世界線です。
最後に、アオくんとハルちゃんの名前について。二人合わせて「アオハル」、「青春」になってます。苗字は考えてないです。あまり使うシーンもないし、唐突に苗字を作中で出すと読み手も混乱すると思ったので。単純に考えるのが面倒くさかったのもあります。