拙作「光属性完璧美少女の朝日さんを闇属性オタクの俺が堕落へと導くような話」に登場するゲームネタの元ネタを解説する誰得記事です。
各タイトルに関するネタバレも含むので、元ネタを自分で楽しみたいという人は薄目でタイトルだけ確認してください。
◆SEKIHYO：SHODOWS DYE TWICE
言わずとしれたフロムソフトウェアの戦国剣戟アクション死にゲーである「SEKIRO：SHADOWS DIE TWICE」のパロディタイトルです。
元ネタのサブタイトルは「影は二度死ぬ」でかっこいいのに、パロディ版は「書道は二度染める」と全くわけのわからん感じになってるのがふざけてますね。
◆バイオショッキング
現Irrational Gamesを含む2K Gamesによって開発・発売された海底都市探索アドベンチャーRPG「バイオショック」のパロディタイトルです。
ナンバリングタイトルである1と2に加えて、天空都市を舞台にしたバイオショックインフィニットを含めた3シリーズが出ています。
ストーリー上の仕掛けと世界観が秀逸で、是非プレイしてもらいたいタイトルの一つです。
2023年12月26日現在、なんとSteamでシリーズ前作＋DLCまで入ったバイオショックコレクションが80％OFFの1199円で購入できます！
作中で朝日さんが影山くんに言った、『恐縮だが～～』と言う台詞は、バイオショック1において主人公から自由意志を奪って行動を強制させるためのキーワードです。
コアゲーマーを落としたい女子読者の方は是非覚えておいてください。
◆IT NEEDS TWO
2021年にTGAでGOTYも受賞した二人プレイ専用ゲーム「IT TAKES TWO」が元ネタ。
作中で説明したように、ステージごとに異なるアクションギミックが用意されていてアクションゲームとして楽しいのに加えて、Dr.ハキムという狂言回しとして用意されたキャラが凄まじく濃くて面白い。
ちなみに本編中で少し触れられた「何の罪もない象のぬいぐるみを夫婦で協力して惨殺するシーン」は、ここでプレイを止めたという人も多いくらいに胸糞悪いです。
以下は当該シーンの動画ですが、閲覧は自己責任でお願いします。
https://www.youtube.com/watch?v=12FNU8bNEbE◆Poglin
Peglinという可愛らしいゴブリンが主人公のStS系パチンコローグライクゲームが元ネタ。
Steamで現在セール中で1500円程で買えます。
StS系の中でも運要素が強めですが、上手く連鎖が決まった時は脳汁めっちゃ出て気持ちいいゲームです。
特にマルチボールはやばい。脳汁プシャー！！
◆バイオプロトポリス
いわゆるヴァンパイアサバイバー系タイトルの「バイオプロトタイプ」が元ネタ。
作中でも説明しているように、脳味噌に色々な脊椎や臓器を繋げるプログラミング的な要素でマッドサイエンティストな気分が味わえます。
上手く繋げるととんでもない弾幕を作れたりして、これもかなり脳汁が出ます。
こちらも現在Steamにてセール中で400円弱で買えます。
◆『おおなめくじ』『くさった死体』
国民的RPG『ドラゴンクエスト』に登場する敵モンスターです。
最初は『スライム』にしようかと思ってたんですが、自分をあんなかわいいマスコットに例えるのは影山くんとしては自己評価高すぎだろってことでこの二匹になりました。
◆好きなシャウト
シャウトとはThe Elder Scrollsシリーズの五作目である「Skyrim」で、ドラゴンボーンと呼ばれる主人公が使うドラゴンの言語及びそれに伴う力のことです。
大樹くんが好きと言っている「激しき力」は武器の攻撃速度を上げる効果を持ち、振りの遅い両手武器や採掘装備によく使われます。
◆0/8/0のヤスオ
MOBA系ゲームとして世界的に有名な『League of Legends』の操作キャラである『ヤスオ』が元ネタ……というかそのまま。
ヤスオは日本のサムライをモチーフにしたスタイリッシュなプレイスタイルで、人気のあるキャラの一人です。
しかし育てば強いが、育たなければ全く役に立たないピーキーな性能で、試合自体の勝敗がヤスオが育つかどうかで決まってしまい、チームに強制的な介護を押し付けるので基本的には味方に来ないで欲しいと言われるキャラでもあります。
そのため、ヤスオ使いというのは『チームのことを考えずに、自分が気持ちよくなることだけを考えた自己中心的なプレイヤー』の代名詞的な扱いだったりします。
作中に出てくる0/8/0のヤスオとは「0キル 0アシスト 8デスのヤスオ」のこと。
正直言って何の役にも立たない粗大ゴミのような存在ですが、それでも典型的なヤスオ使いは自分が試合を勝利へと導く夢を見て敵の集団に飛び込み続けます。
そんなヤスオ使いを揶揄するミームとして『ヤスオは0/8/0がパワースパイク（強い時間帯）』なども存在しています。