料理動画を見て、発作的に『これなら俺もイケるんちゃう?』と思い立ち買い物、調理、自爆までがワンセット。全然調理スキルの上がらない魔法使い、
どうも、作者です
ビックリするぐらい死に掛けたので、その後のご報告をば……ほんと、ご心配お掛けしまして。お気遣いのコメント等々ありがとうございます。
結論から言っちゃうと、『前庭神経炎』というやつでした。
ちゃんと治るらしいので一安心してくたばってます。
さて。
全く同じ病気に掛かる人もいるかもしれないのでご説明しておきます。
作者、発症する二日前ぐらいに立ち眩みのような目眩を経験し、それでも大したことはないだろうけど……少しゆっくりしようかなと書き溜めを頑張っておりました。
ストックが三日分程出来て(月曜の朝更新の分まで)これで土日はゆっくりできるなと眠りにつきました。
目が覚めたのが三時半ぐらいでしょうか?
なんかめちゃくちゃ気持ち悪くなって目が覚めるという……世にも稀な経験で目を覚ましました。
頭がグルグルして、文字通り車酔いのような状態――
とりあえず何も見えないので灯りを付けて、驚愕。
なんか景色がグルグル回っていました。
これは『目を回している』という比喩表現ではなく、実際に景色が激しく回っているという状態です。実際になって見れば分かるのですが、『なにこれ終わった』感が凄いです。
そこで作者が取った行動なのですが――――『とりあえず目を瞑っとこ』というものでした。
だってめちゃくちゃ酔うねん。
目を閉じていたら景色を見ずに済むので、酔いが多少は緩和……されていたと思います。でも、それもたぶんかなぁ……。本当に限界まで気持ち悪かったので些細な抵抗かもしれません。
そして『もしかしたら収まるかも?』の信念の元、少しばかりその状態に耐えていたのですが……。
もう全然だよね? どうして壊れちゃった世界、とか思ってました。
しかしながら作者に残った他の感覚器官が、世界の揺れを伝えてこないことから、どうやら『目が回っている』のだ――と気付くに至りました。
いや、目ぇ回るて。
もしかして目が回る程に〜〜というのはここから来てるのかもしれんなぁ、めっちゃ気持ち悪い、酔った、――なんて考えながら、作者は次の行動に出ます。
とりあえず目を開けばガンガンに景色を回してくる我が瞳。
そこで肌感覚と回る視界に耐えながら――――作者は小説の更新をしました。ええ、アホです。もし我が身に降り掛かった時は真似しないようにお願いします。
いつもは五時〜八時の更新が、何故か早かった理由ですね! でも今後は早く更新したからといってまた死にかけているわけじゃないと思うので気にしないでください。
更新を終えた作者は次の行動に移ろうとして――更に気付きました。
立てない……だと?
まあ視界がグルグルしているのもそうなのですが、頭をミリでも動かすと脳の中が『グリン』とされるような感覚……後に聞かされる『回転性の目眩』ってやつに侵されているからです。
ぶっちゃけ動くの無理。
それでも動かなきゃどうにもならないので、目を閉じながら家人に現状を伝えるためにハイハイで移動。
無事、目がグルングルンしていることを確認しま(されま)した。
ちなみに最善の一手は救急車なので皆様の場合はお間違い無きようお願いします。
自力では無理なレベルで目が高速運動していると理解した作者は、救急外来に! と用意してくれている家人の隣りで目を撮影。
……今見てもグロい……というか事件物の映像だよぉ……。
そんなの後にしろ! と怒られるので皆様は撮影を遠慮してください。
割と余裕に対応しているように見えますが……実はここからが地獄でして。
この時はまだ景色が揺れだして一時間以内(意識内では)の出来事。
不安も当然ありましたが、気持ち悪さも初期レベ。まだフワフワしている感じなのです。
まさかここから五十時間以上景色が揺れ続けるとは……。
ちなみに景色の揺れを止めるのは無理だそうです。投薬しながら治まるのを待つ感じなのだとか。
ええ、ええ、勿論、酔いが回復することはなく、というかどんどんと乗算されていくわけですよ。
五十時間頭を掴んで揺らされ続けるような状態が続くんですよ。
当然ながら食事は無理。点滴です。しかも頭を動かすと脳内シェイクなのでピクリとも出来ません。そして動かさなくても気持ち悪いわけです。
めちゃくちゃ弱音吐きました。
一番は『止めてくれ』ですね。いやマジで。なんでやねんってずっと思いました。なんで止まらんねん、って。
目を閉じて微動だにしないあいだに、診査から検査を行われます。
移動は車椅子かベッドに横たわったままなのですが……。
ぶっちゃけその移動方法でも頭が動くと気持ち悪いのです。
でもこの症状は何らかの脳障害がある可能性が高いらしく、手足の力が入るか、呂律は回るか、頭痛はするか、と幾度となく聞かれました。
答えるのも億劫ですが「揺れる、めっちゃ揺れる」って言いながらも質問に答えていき、CTやらMRIやら終わらせた結果!
脳は問題ないよ、健康だよ。
ということに……いやふざけんな。
ちなみに検査が終わった後もめちゃくちゃ揺れてたので異常無し言われても、既に異常やん? って気持ちがありました。
あとは薬飲んで寝るだけと伝えられ、原因は耳である方が高いという結果になりまして……。
もうこの時点で既に十五時間ぐらい経ってて『なんでもいい……なんでもいいから揺れを止めて』という状態でした。
まだまだ続くとか……今考えても地獄やでぇ。
ちなみに食事は取れませんでした。うん。いくら食いしん坊の作者でも無理やった。
耳鼻科に行くように言われて、あとは寝てるだけだけど病院にいるか退院するかと言われまして……。
耳鼻科が自宅からの方が近かったので退院を選択。
しかし日曜日で翌日しか開いてないとのこと。
家で屍ごっこです。
そして月曜日。
何度目かの気絶のあとで、気持ち悪さが一ミリも軽減しない中……ようやく! ようやく景色の揺れが軽くなりました!
あとは耳鼻科で早い診断をと考えていたのですが……。
大雨で車が出せないってなんやねん。
しかも余談なのですが作者の目が(耳が?)バグったタイミングでエアコンが壊れたらしく(そんなことある?)、今も蒸し風呂のような部屋で横たわって生活しています。でも目がバグってたときに『止めて、とりあえず止まるんならなんでもいいから止めて……』と願っていたので文句ありません。神様センキュー。
更に一日ズラしての耳鼻咽喉科に掛かりました。
似たような症状で『メニエール病』というのがあるそうなのですが、作者の病状は『前庭神経炎』というものらしく、最初の脳神経外科で貰った薬で大丈夫と言われました。
目眩止めの薬を飲んでいます。
なんでも風邪のウィルスが三半規管に入って起こる一過性の症状らしくて、二、三週間安静にしとけと言われました。
気になって調べてみると、大体同じようなことが載せてありました。リハビリとか後遺症とか怖い言葉もありましたが、今の回復具合なら大丈夫かな? といったところ。
なかなかスッキリ治らないのでヤキモキはしていますが、焦ってもいいことはないかと蒸し風呂部屋で横になってます。エアコンの修理は来週だとさ。
ぶっちゃけスマホを見たり本を読むと一、二時間程で酔うような状態になるので、休み休み小説の続きを書いてます。
更新はギリギリ繋がった状態なのですが……もはやストックは貯められないという運命なのかもしれません。
年末年始に三ストックしたことあるけど……今回の二ストック分といい、割と貯まって直ぐに吐き出しがち。
終盤で展開決まってるから割とサクサク行けたけど……これが中盤入る辺りだとギブアップだったなあ。
今からまた明日の分の一話書くか……明日の朝に一話書くかで更新するつもりです。
毎日更新は……実は連載当初に『これ止まったら俺も休も』と思ったあれを続けているので、ありがたいっちゃありがたいだけど……いつ止まるの? という疑問もあります。
現状の説明や、今後の更新はこんなものかなー、って感じです。
お休みくださいのコメントありがとう、本当にそうするで。どちらかと言えば遊んでるけど。
さあ、ちょっとネタバレ。
そして今後のレン君は――ようやくというか、やっとというか……そんなところに行きます。
あとね? レン君の思い描いてるスローライフプラン(将来設計)なんだけど? 残念なことに作者の執筆プランとは違うようです。うん。残念なことに。でもさ? ほら? 作者の執筆プランとレン君のハッピープランが違うからっていって、何か問題あるのかな? ねえ? 無いよねえ?
そんなレン君の今後の地獄……失礼? 今後のハッピー(笑)プランなのですが、作者も鬼じゃないのでね? 女の子を出そうと思ってるよ! やっぱりね? 異世界、ハーレム、無双、は最早マストだからね。ね? 作者(死に掛け)良い人。
本当にこの度は暖かいコメントをありがとうございました。作者のモチベに繋がってると考えれば感謝しかありません。
つまり、レン君を追い詰めているのは……――
さて、今回はこの辺でー
じゃあね、バイバイ、今月のサポ限SSはモモちゃんやで