いつも私の作品を純粋に楽しんで応援してくださった読者の皆様、本当にありがとうございました。
本日をもって、カクヨムにおける私の小説連載を【完全終了】とさせていただきます。
理由を濁さず、明確に申し上げます。
昨今のなろう系・異世界系に対する中身のないバッシング、およびそれを食い物にしてアクセスを稼ぐ歪んだ消費文化に心底呆れ果てたこと。
そして何より、そうしたユーザーの暴走をコントロールできず、作家をただの「使い捨てのコンテンツ供給源」としてしか扱わない、KADOKAWAおよびカクヨムの姿勢に見切りをつけたからです。
……と、偉そうに大見得を切ってみましたが、別に私の小説がミリオンセラーを出してバカ売れしているわけでもないですし、読者の皆様からすれば「おいおい、底辺作家の分際で何様目線だよ(笑)」と思われるかもしれません。それは自分でも百も承知で、本当にどの口が言っているんだという話なのですが。
ただ、売れているか否かに関わらず、一人の書き手として今の環境にはどうしても我慢がなりませんでした。
先日の決算で「なろう系への過度な依存が減益の要因」などという、もっともらしい自己分析が発表されていましたが、これには失笑を禁じ得ません。
今までそのブームにタダ乗りし、ランキングをテンプレで埋め尽くさせて粗製濫造を煽り、手数料を貪ってきたのはどこの誰でしょうか。
市場が飽和し、自社の舵取りの失敗で数字が悪くなれば、今度は「なろう系依存を見直す」と、まるで作品や作家側に責任があるかのように切り捨てる。その一貫性のない、作家ファーストとは程遠い企業の欺瞞に、完全に愛想が尽きました。
大したリターンもない場所で、不毛なバッシングの叩き台にされ、運営の都合のいい数字のパーツとして扱われる。そんなものに私の貴重な時間と熱量を切り売りする義理は、もうどこにもありません。
私はこれ以上、こんな生産性のない泥仕合や、迷走するプラットフォームに付き合うのをやめます。
今後は、私のリアルな専門知識や現場改善のノウハウを100%活かせる、独自の「ブログ運営」へ完全にリソースを集中させます。
他人の褌で相撲を取るような場所ではなく、自分のドメインで、自分の実力だけで勝負する方が、遥かに社会的価値があり、かつネットの無責任な声に搾取されない「本物の資産」になるからです。
これまで純粋に応援してくださった本物の読者の皆様には、重ねて深く御礼申し上げます。形は変わりますが、私は私の新しい戦場で、これからも地道に成果を出し続けられるよう精進していきます。
それでは皆様、どうぞお元気で。