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『アポトーシス』とは

バックホーンの『アポトーシス』の話。

説明しよう! アポトーシスとは、予め予定された細胞の死のことで、組織を健全な状態に保つ為に細胞自体に組み込まれたプログラムなのだ。
※組織とは同じ系統の細胞が集まった器官のこと。会社や団体のことでは無いからアポトーシス=リストラじゃ無いよ! 対義語はネクローシスで、まぁ主に外部要因とかで細胞が死ぬこと。
 さて、自分という人間が死ぬということを考えたとき、まぁ普通に想像すると同じタイミングで生きている人間も沢山いる。自分より健康な人、自分よりも若い人、取り分け新しい命に直面したときなんて、ふと自分の方が先に死ぬんだということを感じるかもしれない。そしてまた考える、自分という人間が人の為にできることは何か、この子の為に何ができるのか。誰かの為に生きる、誰かの為に死ぬ。でもそれはアポトーシスでは無い。予めプログラムされた死ということは、別に考えて死んだ訳じゃ無い、言って見れば寿命。誰かの為になったか何て結局は生きてる内は分からない訳で、そんなものは、死んだ後のお楽しみ。
まぁ、楽しみは死んだ後にとっとけってこと、かな?

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