FXの小説は、以前から書いてみたいと思っていたものです。最近の円安からの為替介入の話題に少し刺激され、見切り発進で書き始めました。
為替相場は思惑で出来ていて、その総和が作る奔流が、人を日々潤しもすれば時に飲み込みもします。人の生活と治水との関りにも似た営みがそこにはあります。また、浮き沈みのある人間が参加して作る相場には、やはり人間そのものに似た浮き沈みが表れ、そこから汲み取れる意味や哲学も多いようです。総じて、魅力あるテーマだと感じています。
相場が好きな方、嫌いだろうが関わらざるを得ない方、これから手を染めようとしている方、遠巻きに眺めたい方、みなさま、どうぞよろしければお付き合いください。
タイトルがFXでなくf(x) になっているのは、数学で関数を表す表現に引っかけたダジャレです。主人公が数学教師なので(ついでに言えば作者もですが)。
この作品は、今のところ、ダジャレ要素が一つの推進力となっています。単なる言葉遊びに終わるか、それとも運命的な示唆になるかはまだ分かりませんが。
さて、この物語。どう着地するかな。