皆様、こんにちは。
今回は少し変わった試みとして、太宰治の古典的名作『走れメロス』を、全く異なる二つの文体でリライトしてみました。
今回アップロードしたのは以下の2作品です。
1. 『走れメロス』村上春樹スタイル
「世界には、どうしても守らなければならないリズムというものがあるんだ」
深夜のキッチン、完璧なパスタ、そして理由のない「欠落」。メロスが走る理由は、正義感ではなく、自分の中の個人的な規範を守るための儀式へと変貌します。比喩表現や独特のデタッチメント(距離感)を楽しんでいただければ幸いです。
2. 『走れメロス』ひろゆきスタイル
「それって、あなたの感想ですよね? 3日で戻るとか言ってる無能な人、全員バカです」
徹底した合理主義とリスク管理。メロスは「激怒」せず、王の無能さを「論破」します。3日の行程にあえて5日のバッファを要求するメロスは、果たしてデッドラインを守れるのか? 「信じる」を「SLA(サービス品質保証)」と言い換える、現代的なメロス像を描きました。
同じ物語でも、語り手(スタイル)が変わるだけで、これほどまでに世界観や結末の「納得感」が変わるのか、という実験的な試みです。
「静かな沈黙とジャズ」が流れる村上風か、「ロジックと煽り」が炸裂するひろゆき風か。
ぜひ、お好みのメロスを読み比べてみてください。
感想や「こっちのメロスの方が好き」といったコメントもお待ちしております!