• 異世界ファンタジー

ヒジリさんがストーリーに出たので改めて紹介

栄花騎士団最高幹部の一人、ヒジリ
漢字では聖と書く。
栄花にて神職の過程に生まれ、本人も一族が高い確率で遺伝する属性である聖属性を持っていた為に将来親の後を継ぐものだと周囲から思われていたが、『そんな事してもお金にならないから嫌よ、私はお金を沢山稼ぐかお金持ちの家に嫁いで裕福な暮らしをしたいの』と言って家を出てしまう。

 でも今迄働いた事が無い自分を雇ってくれるところは無いのだろうかと栄花の首都を一人でぶらついていたが、その時にたまたま入った飲食店で栄花騎士団新規団員募集の張り紙を見つけ、その給与が余りにも良い為騎士団の門を叩いた。

 そして入団試験の時に、周囲からこんなどう見ても着物を着た上流階級出身のお嬢様がどうしてこんな所に?っと心配されたが。
『初めて武器を持った少女は、自身の身体能力に振り回されながらも一方的に試験官を再起不能にした』
その事が原因で、当時16歳であったヒジリは入団試験を合格したが、その時の事を見ていた現団長が後日彼女の能力を自身の魔術の『鑑定(対象の能力値)』を使用し、調べ上げどうしてこんなヤバいのがいるのかと驚いた為、空席になっていた最高幹部への立場へ強引に移動させる。

 ヒジリは当時、『お金が沢山貰えるからいっかなぁ』と思っていたが予想以上に扱き使われ気付いたら23歳、私の青春や金持ちとの結婚は何処へ行ったんだろう……と思っていると、新たに最高幹部の立場を押し付けられた、ケイと名乗る人物が現れる……、その姿を見て彼女はピンっと来た。
そう、この男は栄花でも上から数えた方が速い私よりも上の上流階級の産まれ、彼を捕まえたら私の人生は幸せなゴールインだっ!

 そう思って彼を追いかけようとすると、向こうにいた筈のケイの姿がいない、何事かと思って周囲へと意識を向けるがやはりいない。
まさか、逃げられた?と思っていると、先程消えたケイにいきなり背後を取られて壁際に身体を叩きつけられてしまう。

 まさか私がこんな一方的にやられると思ってなかった彼女は、『あぁ、ここに私よりも強くて金持ちな男がいる、この人と結婚しよ』と心の中で勝手に決めそれ以降ストーカーのようになっている……。

 一人称も彼が好きらしい「あたし」に変えた、振る舞いも「喧嘩っ早い性格から頼りがいのある年上のお姉さん」に見えるように言葉遣いから頑張った……たまに出ちゃうけど、そんな彼女は今日も、ケイの居る場所を探してストーカーをする。
……治癒術師の非日常が始まる半年前の物語

 尚、ケイさん曰く『良い人で気になってはいるんすけど、なんつーか同じくらいに怖いっす』
という事である

以下能力値

ヒジリ
職業:栄花騎士団 最高幹部
年齢:23
頭髪:銀色,
瞳の色:淡いピンク

肉体強化  10
魔術適正  5
治癒術適正 9

力6 魔力6 体力7 敏捷10 器用8 賢さ6

心器:槍 (持っている間徐々に動作が加速していく
属性:聖
特性:加速 自身の敏捷が倍になる。

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