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「幻の背」トンネル抜けてあと少し

日頃、作品を読んで頂いてる皆様。漸く向こうの光が見えて来ました。
スリリングな展開になって来た頃から、久我と撫川の苦しみが乗り移ったかのように、文字と格闘し、遅々として進まなくなってしまった筆ですが、山場を乗り越えて少しホッとしております。
後はもう二人に幸せになって欲しいと言う思いです。
最初の頃は近所で見かけるお兄さんくらいの親近感でしたが、連載が進むにつれて段々と情が湧いて来て、今では本当の血肉を分けた分身のように思えます。
PVが激減したり創作の壁にぶち当たったり、何度もここで投げ出そうか休筆してしまおうかと思ったりもしましたが、こんな拙い私の小説を粘り強く読んでくださった皆様のお陰で、今こうしてちゃんと完結できそうです。何があっても、たとえ読者様が一人も居なくなったとしても、始めたからには完結しようと言うのが、小説を書こうと決めた時の目標でした。
何故なら10年前まで漫画を描いていた頃の私は、本当にダメダメで行き詰まるとすぐに投げ出し、完結をした事があまり有りませんでした。
そうやって沢山のキャラクター達を永久に葬って来ましたが、それでは折角私の所に生まれて来てくれたキャラクターが可哀想だと思い、小説畑に移行する時に心を入れ替えて臨みました。
そうは言っても、やはり読者様が居なくては、私の目標も潰えていたのではないかと思います。
落ち込んだ時、皆様の1PVがどれだけ私の救いになったか知れません。
背中を押してくださって心から感謝いたします。
こんな事を書くと最終回かと思われてしまいそうですが、あと少しだけ、最終回まで手を抜かずに頑張りますので宜しくお付き合い願えればと思います。

2件のコメント

  • とうとう50話ですものね、結構な長編!!光が見えたとのこと、本当に素晴らしいです…!!(*´▽`*)
    血肉を分けた…って本当、あの空港のカレー屋でちらっとフライング登場して「うわーこんな二人なんだー」って思った時が懐かしい!


    私も今まあ三歩進んで二歩下がってを繰り返していますが、本当に「もう無理だこれ~っ!」ってのを「諦めずにやる」ってとこに尽きるような気さえする…。
    プロットや展開、人物、スピード感などなど色んな要素があって、どこかがイイ感じだとそれに引っ張られてノって書けるけど…でもだめだめな時、どこかの性能アップを図ってもなんかだめで、どこが足りないのかひたすら考えてから(ここが長い)、結局は「○○が書きたい!」という地の力みたいなものがないと何やってもだめなんじゃ…?などとのたうちまわっています。
    その点、冒頭って結構そのエネルギーだけでがーっと書けるから進むけど、あらかたそれに満足すると…(;^ω^)

    いやはや、実は私もほぼ「完結出来ない娘」で、完結の目標をクリアされているmono黒さまはすごいです(あとやっぱり漫画やイラスト見てみたい~!)。そして「永久に葬ってきた」って、ああそうかー。そうかもしれん。
    あとコメント返信でいただいた「例え稚拙でもこれが今の私」ってこれ本当ですよね。ここを認めていくって、何か「悟り?」みたいな。小説の内容をどうするってとこから、真の自分自身を見つめる…みたいになって、まあ創作の醍醐味でもある…けど、…普通にサクサク楽しく書けるのがいいけどね!!(笑)

    とにもかくにも、作品それ自体の面白さはもちろん、そこから受ける刺激、そしてこういった創作過程のあれこれなど、本当に「幻の背」からはたくさんのものをいただいています。この場をお借りして感謝なのですっ!!!

    最終回、心してお待ちしております。(ロスが怖くて手を付けられない可能性はあるけど)
  • そうよね、あのクリスマス企画の頃はまだ始まってもいませんでしたよね。昼間、ちょこっと読み返してみたんですが、何だか二人がとても初々しい感じで懐かしかったです。あの時は、きちんと最後まで書こうとは思っていましたが、完結する時のことなんてあまり想像していませんでした。
    ホント、最初はトップギアでご機嫌でドライブしていた感じでしたがやっぱり息切れはしますよね😓
    そして自分のエンジンのかかり具合でとんとん拍子に書けるかエンストするか決まってしまう。ギアを間違えたところに入れちゃうと、どうしてこんなに上手く進まないの?!って事になってしまう。
    どうも長編になると、気持ちが入り込んでしまって作品に憑依される感じになってしまう。
    今回も二人の辛い場面では、本当に私自身も落ち込んだり、上手く書けないからそっちでも落ち込んでダブルで苦しんでしまいました。
    本来楽しく書くってのも目標ではあったのに、本末転倒な事になってしまいました。
    そこへいくとお助けなのが八神と秋山の二人です。この二人を書くときは楽しいしかありませんから😁
    「幻の背」が完結したら、しばらくは皆様の作品を見たり、「理髪店」を書いたりして充電しようと思ってます。勿論、OGB作品も❣️
    でもやっぱりしばらくすると、長編ラブストーリーが書きたくなって、また苦しむ事になるんですよね、もうこれは私の病気みたいなものですね!切ない恋物語を書いて悶えたい欲求とでも言いますか、結局は苦しみが愉しみみたいな?何なんでしょうね😅
    まだあと二、三回更新する予定です。なんせまだ結ばれてないんですよね!ちゃんとチュッチュさせてやらないと呪い殺されそうです笑笑
    いつもコメありがとうございます😊ウレシ〜⭐️
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