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遅くなって申し訳ありません

 断罪者9章9話、なんとか更新しました。

 少し近況を語ります。

 遅れた理由は、電撃大賞の二次落ちです。

 私は二十代の末になってから投稿を始め、自分なりにやってみてどうにもうまくいかないので、プロであるわかつきひかる先生を探り出し、小説教室で色々なことを教えていただきました。

 個性の塊を自負していた私が、先生のおっしゃる課題をこなし、そこそこの評価をもらって出した作品が先のものだったのです。今までで最も自分にとって手応えのある作品だったのかも知れません。

 自分では気づきませんが、相当に一生懸命書いていたようで、それが今までと同じ成績でしかなかったことが、ショックでした。

 自分の中では教室に通い始めて、プロ作家の方々とも知り合うことができて、いつの間にか気分が大きくなり、結構な成長というものを実感していました。

 それが公の形で評価されない。何一つ自分は成長していないんじゃないか。何をやっても結局全部無駄なんじゃないか。かなり深刻に考えてしまっていました。

 自分では自分の価値に気づけない私は、人に評価してもらわなければ不安で不満で仕方がないんです。自分でも恐ろしいほどに。

 甘いと仰られる方もいらっしゃるでしょう。

 私はこんな話を書いているわりに、結構メンタルが弱いです。
 感じ取れるものが多く、広く、いちいち悩み、すぐに傷ついて立ち止まりやすい性根をしています。

 断罪者の更新を再開して、毎日更新をしていたのも、プロを目指す上で、メンタルに左右されず書き続けることを身に着ける目的でした。

 なんとか、それだけでも保っていこうと思います。

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