カクヨム投稿前後で、文体が大きく変わりました。
Web小説向けの練習になるかと思ったのですが、短文で区切るのが癖になってしまいました。
過去の小説を見返してみたところ、文体があまりに変わりすぎて、困惑しています。
いい悪いを評価したものではありません。
どうしたら自分らしさが出せるのか、迷走しているだけです。
例えば、旅行当日の様子を短編にしたとします。
<変更前>
5月末。
日差しの強い朝、まるで初夏のような気温と空気を感じながら、晴夏はマンションのガレージから車に乗り込んだ。
エンジンをかけて車をゆっくりと発進させ、運転席のパワーウィンドウを開けると、爽やかな風が吹いてきた。
高速を走らせ、車は羽田空港へと向かった。
朝7時。
駐車場に車を停めると、ひんやりとした空気が晴夏を包んだ。
エレベーターから第二ターミナルを通ると、土曜日だというのにロビーは利用客で溢れていた。
観光客やビジネスマン、見送りや迎えに来た人々。
ここには相変わらず人の生きる息遣いが聞こえてくる場所だ、と晴夏は思った。
「ねえ、パパ!飛行機がすぐ近くに見えるよ!」
小さな男の子が父親の手を引いて待合フロアの窓際に駆け寄る。
窓からは真っ白なジャンボ機の機体が見え、整備員が作業をしているところだった。
荷物を預け終えて手荷物検査場をくぐり抜け、ゲートに着くと、土曜日だというのに空港は多くの人が行きかっていた。
荷物を抱え、飛行機に乗り込む。
飛行機に乗り込むのは何年ぶりだろうか。
まだ小学生の頃、客室乗務員に男の子と間違われて飛行機のおもちゃを機内サービスで渡されそうになり、恥ずかしくなって俯いた思い出が頭をよぎる。
客室乗務員が荷物棚を確認しながら見回っている間、席は徐々に搭乗した利用客で埋まり始めていった。
<変更後>
5月末。
その日は、朝からまるで初夏のような気温だった。
日差しが照り付け、空気がカラカラに乾燥している。
笹島晴夏は、キャリーケースを転がしながら、マンションの地下にあるガレージに降りた。
車のトランクに荷物を積み、運転席でエンジンをかける。
車をゆっくりと発進させると、ようやく旅行の実感が湧いてきた。
今日は家族で函館に2泊3日の旅行に行く予定だ。
薄暗い駐車場から一気に明るい外の光が差し込んでくる。
運転席のパワーウィンドウを開けると、爽やかな風が吹いてきた。
途中のコンビニで飲み物を買った。
まだ待ち合わせの時間には十分余裕がある。
好きな曲をBGMに設定して、晴夏は再び車を走らせた。
車を走らせること約2時間。
早朝の静かな市街地を抜け、ようやく高速の入口に差し掛かった。
ETCのゲートが開き、車が通り抜けていく。
いつもこの瞬間が好きだ。
まるで、行ってらっしゃい、と言われている気分になるからだ。
伝えたいのは、旅行当日の高揚感や、臨場感。それを言葉に並べているだけなのに。
似たような経験がある方がいましたら、
どうか、アドバイスをください。