水沢 縁 (みずさわ えにし)

  • 現代ドラマ
★★★ Excellent!!!

慰安競争／
ありさと

理不尽だと口に出す事も許されない。そんな時代にもし生まれていたら。 戦時下での不幸は、その人その人誰もがあった事だと思います。同じ目にあった事のない私が、それを簡単に想像する事…
  • 残酷描写有り
  • 性描写有り
人は死ぬ間際に何を思って逝くのか。その今際のあたりを短編にしました。
ありさと
星を付ける以外に表現する言葉が見つかりませんでした。
知良うらら
★★★ Excellent!!!

異邦人／
十戸

　真っ黒に濡れたアスファルトが、あちこちの光を映しこんできらきら、ちかちかと瞬いている。赤に、青に、黄色に。ところどころは虹色に。……。
これは帰り道だということは知っていた。
十戸
知らない場所に迷い込む
村崎
★★★ Excellent!!!

一年後に君はいない／
ふあ（柴野日向）

「僕、来年死ぬんだ」 　同じ高校に入学した少年、結城佑は言った。 「私、時間を戻せるんだ」 　南浜高校の二年生である茜瑞希はそう返した。 　誰とでもすぐに仲良くなり、人懐こい佑は…
誰よりも明るく、誰よりも真っ直ぐな君は、生き続けることは罰だと言った。
ふあ（柴野日向）
★★★ Excellent!!!

幼馴染のパソコンを修理したら俺へのラブレターが出てきたんだが、書かれていた内容が激重だった件について／
久野真一

　大晦日の夜。俺、彼方万里（かなたばんり）は、 　幼馴染の恩田真子（おんだまこ）に呼び出されてPCの修理をしていた。 　昔からコンピュータやプログラミングが得意なので、このくらい…
大晦日のラブレター
久野真一
★★★ Excellent!!!

ボクには彼女がいるらしい／
束白心吏

　ある日の朝、曲辰呉楽(くせたつおおらく)が教室に入ると、「曲辰呉楽に恋人がいる」という噂が広まっていた。友人から追及を受けるも身に覚えのない呉楽は、どうにか誤魔化し一日を終える…
物語の恋愛は多く見てきた。だけど自分のことなんて考えたこともなかった。
束白心吏