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連載小説「谷の風の向かう先は」

 先日福井に旅行に行きました。
 戦国武将朝倉義景の居城一乗谷。室町時代末期まで数万の人口を擁した地。
 当時の町並みが復元されていたりして、歴史男子略して歴ダンの私としてはロマンあふれる時間でした(迎えた人たちも温かかったですし、空気はおいしかったし水はきれいでしたし……)。
 これで物語を紡げたら最高だろうな……とすら思えるほど、一乗谷の歴史に惚れました。

 そ こ で
 
 戦国期の一乗谷、ないし越前の地を舞台に、新しい小説を連載します。
タイトルは「谷の風の向かう先は」。
 一乗谷を颯爽と吹き抜ける風と、主人公である少年佐奈井たちの駆け抜ける様子をイメージしました。
 楽しんでいただければ幸いです。

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