ノリト&ミコトです。
いつも応援いただきありがとうございます!
今週のお知らせです。
昨日の昼の投稿で、アインとインスの過酷な「最初の授業」を描いた番外編第4弾が完結し、夜の投稿からそのまま番外編第5弾へと突入いたしました!
公開に合わせて、これまでの振り返りを「お知らせ」として投稿させていただきましたが、皆様ご覧いただけましたでしょうか?
幻影人形による極限の試練を乗り越えたアインと、その代償を一身に背負って倒れたインス。
第5弾では、限界を超えた二人のその後と、彼らを取り巻く「大人たち」の思惑がさらに交錯していきます。
季節が静かに冬へと向かう中、彼らにどんな未来が待っているのか……。
ぜひ引き続き、ハラハラしながら(?)彼らの行く末を見守っていただけますと幸いです!
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【ミニコラム】 ◆神の奇跡「回復魔法」の真実と限界 ◆
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作中で、重傷を負って医務殿に運ばれたインスやアインが、「すぐに回復魔法で治してもらえない」場面が何度か描かれました。
「魔法があるなら一瞬で治せるのでは?」と疑問に思った方もいらっしゃるかもしれません。
実は聖皇国の(というよりこの大陸で人間が使える)「白魔法(回復魔法)」には、明確なルールと厳しい限界が存在します。
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【回復魔法の仕組み】
回復魔法は、傷や病気を魔法の力で直接「無かったこと」にするわけではありません。
その本質は「患者自身が持っている治癒力を極限まで高め、回復を強制的に促す」というものです。
【なぜすぐに魔法を使えないのか?】
治癒力を高めるためには、患者自身の「体力」や「生命力」が不可欠になります。
魔力切れで生命力まで枯渇していたインスや、心肺停止状態で大量出血していたアインのように、体力が著しく低下している患者に回復魔法をかけるとどうなるか?
――答えは「体力を急激に使い果たし、回復しきる前に命を落としてしまう」のです。
【医呪神官たちの苦労】
だからこそ、シリウムやウスニーたち医務殿の医師(医呪神官)は、患者が魔法に耐えられるレベルまで体力を回復させる必要があります。
当然、そのために、魔法には頼らない「物理的な手術」や「投薬」「輸血・栄養補給」などの高度な医療技術を駆使します。
彼らの修行期間が長く、年齢層が高いのも、魔法だけでなくこの膨大な医学的知識と技術を習得する必要があるからです。
どんなに強力な魔法があっても、命を救う最前線では「地道な医療」が不可欠。
寝不足で胃を痛めながら彼らが奮闘している裏側には、こうした魔法の限界と、命に対する真摯な向き合い方があるのです。
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明日からも番外編の更新が1日2回、昼と夜のペースで続きます。
引き続きお楽しみいただけますと幸いです!
※ミニコラムで取り上げて欲しいネタなどありましたら、お気軽にコメントください(笑)
ノリト&ミコト
【第1部はこちら】
姉姫様は魔族を斬りたい!~最愛の弟皇子を救うため、女神の巫女は呪いをかけた魔族を探します~【第1部・レッド・フレイムの呪い】
(https://kakuyomu.jp/works/822139839415666422)
【第2部はこちら】
姉姫様は魔族を斬りたい!~最愛の弟皇子を救うため、女神の巫女は呪いをかけた魔族を探します~【第2部・レッド・フレイムの残照】
(https://kakuyomu.jp/works/822139843233026491)
【番外編・第1弾はこちら】
皇宮呪師は護りたい!聖皇国列伝秘聞①~悪夢の海で瞑る翳・代償と贖罪の狭間で望まれる~
(https://kakuyomu.jp/works/822139841737300083)
【番外編・第2弾はこちら】
皇宮呪師は護りたい!聖皇国列伝秘聞②~滞留するのは魔力《ちから》の残滓~
(https://kakuyomu.jp/works/822139842002862289)
【番外編・第3弾はこちら】
皇宮呪師は護りたい!聖皇国列伝秘聞③~重なり合うのは悪意《おもい》の欠片~
(https://kakuyomu.jp/works/822139845362904850)
【番外編・第4弾はこちら】
皇宮呪師は護りたい!聖皇国列伝秘聞④~幻影人形《ビジョン・ドール》で選ぶ道~
(https://kakuyomu.jp/works/2912051595238133683)
【番外編・第5弾はこちら】
皇宮呪師は護りたい!聖皇国列伝秘聞⑤ ~小春にうつろう祈念《いのり》の行先~
(https://kakuyomu.jp/works/2912051595673956163)