https://kakuyomu.jp/works/16817330653663874160/episodes/16817330665860901258自分はむかし、とてつもなくメンヘラな友達に捕まったことがありました。
今思うと転校まで決意するほどキッツイものでしたが。
彼女の存在も否定できずにいる自分もいます。
なんでも、彼女の話では、自分より弟のほうが優先されていて、うっかり画鋲を踏んでしまって怪我をした時も全然気遣ってくれなかったそうです。めちゃくちゃ痛そうです。彼女は、二十分くらいかけて自転車でそのことだけを伝えて泣くためにわたしの家まで来ました。
わたしはその時、親戚と談笑していた日で、彼女の泣き声が家に届かないように玄関扉を閉めたりしていました。彼女家は余談ですがシングルマザーの家でおばあちゃんとも一緒に暮らしていました。
一番困ったことは別にあるのですが、電話じゃなくて怪我した足で会いにくる。
執念。
そう、彼女の執念は、困った物でした。
名前をりさちゃんとしておきましょう。りさちゃん人形の恐怖は、始まったばかり。そしてそれは伝染する……。
皆さんの身近な困った人のお話も聞きたいです。家族でもいいです。