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いま、親戚の子が泣いてる

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いま、遅めの昼寝から起きた一歳の親戚の子が泣いている。
今朝、猫を動物病院に連れて行ってくれ、と忙しい母に頼まれたけれどわたしは起きなかった。それでもし脱水症状で猫が死んだら、午前中に点滴を受けていれば命を長らえたかもしれないとなる。そして、わたしの責任。飼い主の責任を果たしていなかったことになる。
子供はかわいい。動物はすきだ。でも、眠気や疲れの前では殺意までわいてしまう。
わたしがわるいのではない。
さらなる安息と惰眠を貪ろうとするわたしが悪いのだ。
だから、悪いのは結局わたし自身だ。あれ、逃げようとしたのに結局悪くなってる。病気で何にもできない。
米を研ぐのもスーパーへ買い物へ行くのも、お風呂に入るのも、お皿を洗うのも、家事ができない。
今日だって急な雨に洗濯物が濡れていようが気づかなかった。気づいたら、昔は大慌てで仕舞っていたけれど、今はどうだかわからない。

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