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葉桜が覚えている間に

https://kakuyomu.jp/works/16817330653663874160/episodes/16817330655278792456
車で会社の帰路や、必要な日用品を買ってドライブしているころ。フロントガラスと道に向かってはらりちらほらと、桜の花びらが散ってきて!
危ない!
と言うほどではない。雹でも雨でもない、薄い軽やかな視界に入る散りゆく世界。
そんななか。わたしは。
「わたしは処女だ」という書き物をしたことをこれを打ちながら思い出す。
なぜなら、あの頃確かにわたしはお尻はもちろん女の場所も。地域や家族が守ってくれた世界のおかげで貞操が守られ30代になっても相手を知らなかったのだから。
相手は過去の自分が知れば意外かも知れない。
そして、二十代の時にそうすべきだったように。
今。一人知ったら次が知りたいと探してしまう。

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