こんにちは、南コウです。
応援してくださった方もいらっしゃるので、一応ご報告です。
「世界を変える運命の恋」中編コンテストは落選しました。゚(゚´Д`゚)゚。
ええ、ええ、書いている時からうっすら気付いていました。
私の作品、ぜんっぜん富士見L文庫さんのカラーじゃないわっ!
そりゃそうだ、という感じなので納得の結果です。
応募作品「妖使いの夫婦仲は冷え切っている?」
https://kakuyomu.jp/works/16817330665729726926いまだから言える制作秘話ですが、このお話はもともと恭一郎視点でプロットを組んでいました。
妻の伊織さんを溺愛しているのになかなか想いが伝わらず、素っ気ない態度を取られるばかり。
本当はもっと話したい、イチャイチャしたい、あわよくばその先も……なんてやきもきしている恭一郎が、弟の邦光や酒呑童子(←基本邪魔しかしない)の力を借りながら、伊織さんを落としていこうというギャグテイストの話でした。
それをふとした思い付きで、「あれ、これ伊織さん視点に変えたらコンテストに出せるんじゃ……」と、無理やり女性視点を変えた次第でございます。
うん、そりゃダメだわ┐( ´- ω-`)┌ヤレヤレ
実際に書いてみて気付きましたが、ラブコメと恋愛ジャンルはキャラの組み立て方が全然違うんだなと実感しました。
同じ男性キャラでも、ラブコメ主人公と恋愛小説のヒーローはまったく別の生き物。そこをごっちゃにして書いてはいけないなぁと痛感しました。
恭一郎「く……俺が恋愛小説のヒーローになりきれていなかったばっかりに」
伊織「旦那様、涙を拭いてください。私はいまの旦那様が大好きですよ」
恭一郎「い、伊織~!!」
茶番終了――。
正直、苦手なんです。女性がときめくようなカッコいいヒーローを書くのが。
私が男キャラを書くと、どうにもダメな子に寄ってしまうので。
個人的にはダメな子が物語終盤でぐーんと成長する話が好きなのですが、恋愛小説ではヒーローの成長物語は求められてないのでしょう。
成長しきってから出て来いって話ですもん(笑)
もちろん敗因はそれだけではないでしょう。世界観の作りこみの甘さや情景描写の甘さなど改善すべきところはたくさんあります。
その辺りは、次回作で活かして行こうと思います!
以上、近況報告でした!