ミズキとマヒト、相討ちです……。
地獄から現世に戻れる生者の塔直前まで来て、ミズキは自分の生還よりも仲間の命(セイヤとラン)を優先させました。
主人公エナミと背中を預け合って戦い、エナミにとって最愛の存在となったミズキ小隊長、ここで脱落です。
「生きるということ」。『流寓人』の中で最も重く哀しいエピソードです。
ですがこれこそが、筆者が一番書きたかったテーマでもあります。
魂の片割れを失ったエナミはどう決断するのでしょう。
※『流寓人』はカクヨムコン参加作品です。
近況ノートを見て興味を抱いて下さった方、ぜひ⇩から本編も覗いてみて下さい。
https://kakuyomu.jp/works/16817330657565157572