ここは心の世界と異世界の境にある
茶菓癒(さかいや)喫茶店
(今回は食堂にあらず)
からんからーん
・若茶菓(わかさか・男性スタッフ)
「☆!! いらっしゃいませ☆
・・・作さ・・・ん?」
・作者代理
「・・・はぁ」
どんより落胆モード
・若茶菓(わかさか)
「どうしたんですか?」
・茶菓浜(さかはま・女性スタッフ)
「実は先ほど、職場で何か失敗したそうでして。
大事には至らなかったみたいなんですが
萎縮しちゃいまして。
少しこちらで休憩をと」
・若茶菓(わかさか)
「あらら。それは大変でしたね。
でも踏ん張って、ここまで乗り切ったんですね。えらいですよ☆
ここで一杯飲んで、落ち着きましょう。
そして残り2時間。
慎重に、でも気を張りすぎず、いつものように、いつもよりゆっくり丁寧に、
仕事をこなして乗り切りましょう。
ご注文は何にしますか?」
・作者代理
「コーヒーで!!」
・茶菓浜(さかはま)
「作さん!? コーヒー苦くて飲めないんじゃあ?」
・若茶菓(わかさか)
「ふふ☆ここに来る人達は、失敗して落ち込んだ時、いつも苦手なコーヒーを頼みますね」
・茶菓浜(さかはま)
「ふふ☆ そうですね」
・時茶菓(ときさか)
「へい。コーヒーお待ち!!
一番小さいカップに半分以下の量にしたから、一気に飲みな☆」
・作者代理
「いただきま・・・
にっがーーーい!?」
・時茶菓(ときさか)
「☆ 暗い顔してたら、またやらかしちゃうぞ? 切り替えて集中集中。
あと2時間、いつも通りに、一つ一つ丁寧にな」
・作者代理
「はぁい・・・
行ってきま~す・・・」