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土方歳三の異世界血風伝27


今回は補足的な内容になります。

数話前に登場した奇兵隊について。

長州藩で日本初の民兵組織として、高杉晋作により節理されました。
長州といえば奇兵隊というほどに精強で多くの戦果を挙げた精鋭部隊でもありました。庶民と武士がおよそ半々の出身であったそうです。
黒川たちが奇兵隊に憧れるのも、こういった華々しい戦果によるものが大きいかもしれません。

あと、武士が座る際に刀を右に置くということについて。

刀を右に、そして刃を自分側に向けておくということは、刀が抜きにくい状況になるのです。

これは敵意がないということを表すことになります。

のぼうの城という映画にて、降伏を進める石田方に対し、敵意をむき出しにした瞬間に皆が一斉に刀を右から左に置く、という所作をしますのでおもしろい場面でもあります。


本編はこちら
https://kakuyomu.jp/works/16816700427369214489

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