『引きこもりVTuberは伝えたい』
第一巻はネット上では大好評です!
これも皆様の応援のおかげです。
本当にありがとうございます。
と言ってもまだ5日ですし、実際の売上などはわからないのですけどね。
ただ反響がないわけではなく、高評価をいただけているので、祝杯を上げたいと思います。
ここでどこにも明かされていない制作秘話を投入します。
どこにも明かされていないということは、重要ではないということなのですけどね。
『第二章 ーIt takes all the running you can doー 迷走コラボレーション』
長すぎるので途中で切ってますけど
『It takes all the running you can do, to keep in the same place. All you have to do is to run, to keep in the same place.』
『その場にとどまるためには、全力で走り続けなければならない』
鏡の国のアリスの赤の女王の名言です。
桜色セツナの座右の銘でもあります。
そして第二章では真宵アリスも物理的に暴走していますね。
第二章は色々な意味で『動(走る)』をテーマにしています。
真宵アリスが家の外に出るのもその一環です。
けれどおそらく読んでもわかりにくい。
ちゃんと説明されていないどころか記載一切ない裏設定があります。
実は第二章での真宵アリスの暴走劇がなければ、第五章や第六章のVRシステムは完成していません。
真宵アリスは暴走して配信の邪魔をしてしまったことを悔やみました。
他のメンバーは報連相を怠ったことを悔やみました。
マネージャーはねこ姉に運転させたことを悔やみました。
けれど実は制作スタッフも悔やんでます。
真宵アリスの暴走劇をそのまま配信できないことを。
絶対に配信映えしただろうに、と。
この悔しさが元々構想中だったVRシステム開発に推し進める原動力となり、第五章に繋がっています。
そのせいでシステムが真宵アリスを中心に動いている部分があります。
真宵アリスの存在が虹色ボイス事務所にどのような影響を与えたのか。
『引きこもりVTuberは伝えたい』はそういう話でもあります。
まあ真宵アリス本人が自分が与えた影響には無関心なので、ほとんど書かれない部分の話です。
以上です。
『引きこもりVTuberは伝えたい』電撃の新文芸様より第一巻大好評発売中ですので、よろしければ購入お願いします!