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メッセージアプリと小説との共通点

皆さんはメッセージアプリを使ったことはありますか。寧ろ、今の時代には必要不可欠なものの一つになっていますよね。
しかしその反面、やはり顔を合わせないという部分がネックになっていてトラブルの元となることもあります。
例を挙げるなら、相手が自分の誘いに対して短い文章で「いいよ」なんて返信してきたら、相手は首肯しているのか、それとも違うのか分かりません。
よく聞く例ですよね。
そのように相手がどう思って書こうとも、どんなに本質を見据えてほしいと思っても、理解なんてしてくれません。

それは文章や物語を書く上でも同じことが言えます。
作者が「彼はこういった感情でこの台詞を言っているんだ」なんて思っていても、作者の思惑なんて読者に通じる訳がありません。
基本的に読者は表面上しか読まず、その言葉を発した理由、感情なんて単純に捉えてしまうから。何度も読めば辿り着くこともあると思いますが、それが確かかどうかなんて分かりません。逆にそれが狙いという作者さんもいるかと思います。
少なくとも、一読者としての意見ですが。そうでもないって思っている人もいるかもしれません。
結局、難しい言葉、逆に単純すぎる言葉では、その言葉のエッセンス、すなわち書き手の思惑に辿り着くことは中々ないのです。

……やっぱり日本語は難しいですよね。

2件のコメント

  • そうですね。そういう曖昧な言葉に対しては、少し困惑しますね。それに助詞の使い方にも気を付けないと。「に」と「が」では全然違いますから。小説や文書を書く際にも助詞の選択をしっかりしないと。
  • サファイアさん、コメントありがとうございます。
    少しの助詞のミスでも勘違いしてしまうことも確かにありますね。
    意味の捉え方なんて人それぞれ違いますし、「これは間違いかな」と気づくこともあれど少ないと思います。
    そういった細かなミスでも気にした方が良いのかも知れませんね。
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