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タマゴテングタケ

ジョイス・キャロル・オーツ作短編小説「タマゴテングタケ」が狂おしいくらい好きでこんな心理の小説いつか書いてみたい……。

この作者は【静かに進行する破滅】を主題にした心理ホラーが得意で、外面的事件ではなく、関係性の歪みそのものが“毒”として作用するタイプ。この物語に初めて触れた時「これよ!私が求める怖さ!」と横倒れになったくらい衝撃でした。

◾️ホラーとして読むと「侵食する悪意」
◾️心理小説として読むと「自己崩壊の観察報告」
◾️哲学として読むと「“存在が与える毒”の研究」

という三層の構造を持つ作品です。
ジョイス・キャロル・オーツらしい美しさと残酷さが無言で共存する一編でこの小説の話する時、オタクあるあるの「死ぬほど早口にガーッと語る」くらい好き。

4件のコメント

  • 心理ホラー、私も好物です。
    人間の思い込みや、認知の歪みから来る人との関わり方の崩壊とか、書きたいし読みたいですね。
    自分で書きすぎると病むので、たまにアオハル書いて、リフレッシュDeath(笑)
  • ジョイス・キャロル・オーツは、近年ノーベル文学賞候補に名前が挙がるので、存じていますが、
    『タマゴテングタケ』は読んだことがないですね…
    ここまで紹介されると、興味が湧くのですが、
    どこかに日本語訳が収録されてたりするのでしょうか?
  • 香坂 壱霧さん

    心理ホラー香坂さんお上手ですよね。
    ジョイス・キャロル・オーツ作品おすすめです✨

    アオハルを清涼剤のようにかけるところも素敵✨私はジメジメしか書けない😭
  • 蒼碧さん

    『とうもろこしの乙女、あるいは七つの悪夢』

    に収録されておりましてこの本自体が最高すぎて私の本棚の【狂おしいくらい好き】エリアにあります。
    もう好きすぎて、読む用と保存用あるです。
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