今から10年前の2016年、自分は3作目のゲームブック「バリアントナイト」を世に出してもらいました。
その直後、次の作品も考え、書き始め、何度か編集者に見ていただきました。
これまで「ヒーロー物」「現代ファンタジー」「異世界ファンタジー」と作った自分が、次に作ろうとしていたのが「SF巨大ロボット物」でした。
自分の好むジャンルの一つであり、一度はやってみたいと思っていた路線です。
その作品を最近見直したのですが……時間をおくと色々と不満点が出るもの。当時とは考えが変わるもの。
万が一これから奇跡的に製作が再開しても、あの時進めていた形で世に出す事は無いでしょう。
しかし途中まで進めた事は事実。
何も無かった事にしてしまうのも勿体ない話。
そこで今回、この場を使わせてもらい、小説作新として発表させていただく事にしました。
自分自身の手での自作供養、といった所です。
もちろんゲームブックの案として作っていた物は原案程度に留め、内容を大きく変更してあります。万が一製作が再開しても、何か問題が起きる事はないでしょう。
ゲームブックという形にしなかったのは、面白いゲームブックにできる案があるなら、再始動の可能性がどれだけ低くても停止している企画のために温存しておきたい……という思いがあるからです。
まぁ悪あがきだと自分でも思いますが、だからといって不本意な事を自らする必要も無し。
なおSFと言っても知識が必要な難しい物ではなく、サイボーグがロボットに乗って殺陣バトルするような作品です。
字数は8~10万字内で終わる筈ですので、まぁ中編という長さでしょう。
お付き合いいただければ幸いです。