東雲

さあ、空を見上げてみよう。星を語るのはそれからだ。

壊れたモノを修復したとしても同じモノが出来るとは限らない、ならば違う形に造り直すのもまた一興。

過去の傷を見たくない、直視する勇気が出ない。けれど放っておくこともできない。これは、あの日から進めずにいる私が一歩踏み出すお話。

砂漠に囲まれたとある王国には、膨大な書籍を集めた王立図書館がある。そこに訪れる人が望む知識に導く司書たち。官女らは人々からこう呼ばれている『知の番人』と。

過去に戻ったらあなたはどうしたいですか？人生をやり直したい。お金持ちになりたい。夢を叶えたい。様々でしょう。 でも、私はそうは思わない。今の自分に満足しているし、過去があったから…

ここは「わすれ谷」 それは心に傷を負った人たちが、傷を癒しに来るところ。 傷を負った人たちは、この谷に引き寄せられるらしい。 今回訪れたのは20代の青年。記憶を失った彼は、わすれ…

石言葉からイメージをふくらませて書いた作品。パーティーカラーフローライトは「過去と未来」、バイカラーアメジストは「目覚め」、イエローオーソクレーズは「変わらぬ想い」、ブルーグリー…