今作をもってドラゴンフライの結びと致します。
今となっては、最初にこの話の取っ掛かりを思い付いたのはいつの頃だったか覚えていません。
映画、ネバーエンディングストーリーでファルコンに乗った男の子が世界中を飛び回るシーンを見た時だったでしょうか。
ただ、最初にパッと浮かんだ画はずっと覚えています。
それは新都庁の上空を飛ぶ翼竜と主人公のシーン。
二つのビルの周りをうねるように飛びながら、敵の翼竜と戦ってる図。
その翼竜と主人公がガレアと竜司かは解りません(笑)
けど、そのワンシーンから生まれたドラゴンフライと言う物語。
初稿が2018年。
少なくとも八年間はずっと書き続けていたと言う事になります。
何だ八年ぐらいかよ。
俺は私はもっと書き続けているぜ。
そう仰る人もおられる事でしょう。
自分的には年月を誇るつもりはつもりはありません。
……と言って置きます。
それよりも、きちんとお話として、それなりに結ぶ事が出来た事を褒めたいです。
一応、この作品が処女作なので。
シーンから竜と主人公の現代劇。
世界観は竜と人間が共存している世の中。
ここまで固まると、そこから溢れる様に色々な設定を思い付き、気が付くと頭の中は妄想でいっぱいでした。
舞台の案は色々思い付くのに書き出すのは大分時間がかかったのを覚えています。
何故なら思い付いたのは世界観だけでこれをどう物語にしたらいいかが良く解らなかったからです。
何より主人公の一人である皇竜司くん。
このキャラが頭の中で動き出すまでホント大分時間がかかりました。
だけど頭の中の妄想は止まらず、世界観だけが先走り悶々とする毎日。
こう言う時、やはりヒントになるのは今まで見て来た色々な作品群。
ヒントになった……
と言うかほぼ、まるパクと言えるかも……
思い付いたのはドラゴンクエストアベル伝説って言う大昔のアニメ。
そのワンシーンから大人になった竜司くんが息子に聞かせる物語って言う体で書き始めました。
竜司くんとガレアとの出会いと別れの物語。
そこから何故か横浜までの旅の話となる本作品。
多分、僕が竜司くんとガレアの旅模様を見てみたかったからだと思います。
で、無事に旅を終えてハイ終了。
……とは行かず。
旅の道程で色々張っていた伏線と言う名の投げっぱなし設定の回収しないとと思い立ちます。
で、結局旅の後の方が長くなってしまうと言う本末転倒気味な結果に。
皆さん、伏線は計画的に(笑)
ラスボスのモナルカと竜司くんが戦う理由については自分的に割といい感じに纏まったと思ってます。
けど、そのせいで竜司くんにはシャレにならん苦労を背負わせる事になるんですが。
正直書いてて、どう勝たせようか散々悩みました。
神様の介入はズルいと思われる部分もあるかも知れませんが、そうでもしないと勝てないので許して下さい。
色々紆余曲折を経て、どうにか自分自身納得いく形で終える事が出来たと思っています。
この作品を通じて本当に色々な経験をさせて貰いました。
自分の書いた作品で涙したりもありました。
書いていてキャラがひとりでに話し出すみたいな妙な体験もありました。
はたまた、この作品が原因で懇意にしてもらっていた人達とも袂を分かったりもありました。
今となっては全て良き思い出の様に思えます。
ドラゴンフライの執筆が自分自身の成長に繋がっていたらいいなあなんて淡い期待をしつつ、結んでしまって燃え尽き症候群にならないかなとか心配もしたりしています。
長いだけあって語り出すとキリが無い部分もありますので、この辺で終わりたいと思います。
それでは、また次回作で会いましょう。