長いから先に結論だけ書いておきます。
「精神疾患持ちの作家と付き合うのはやめておけ」
新人賞への応募を完了してからしばらくTwitterの創作アカウントは開いておりませんでした。だって正直言って病んでる人多いですから、自分が現在進行形で執筆中でもない限りは日常生活であんまり作家同士の創作談議に目を向けるメリットはないと思います。なのであえてログアウトしてアカウント切り替えもしないようにしていました。ところが創作アカウントに使っているフリーメールにDM到着の通知が着ていたので久々に開いてみたのです。
その中身は……端的に言ってしまえば「自費出版したいから金下さい」でした。送信者の名前を見て薄々感づいてはいましたが、それでもイラっとしましたね。もちろん「金くれ」なんて失礼な文章じゃなかったですよ。言葉そのものはとても丁寧でした。ただね、丁寧でかしこまってはいるんですけどね、もうとにかく内容が自分のことにしか触れていないんですよ。いや、唯一私について触れていたかな。
「先日は膿のシンバルを読んでいただき誠にありがとうございます。今でも執筆の際は頂いた感想を読み返して元気をいただいております(^^)」
彼、こうは書いているんですけどね、実は私は感想なんか書いていないんですわ。これを見て「あー、はいはい、またスパムね」って思いましたよ。
何故またと思ったか、それは彼から自分事にしか触れていないDMを頂戴するのはこれで二度目だったからです。一度目は「#小説家と繋がりたい」タグでフォロワー募集をした時にフォローして来たからフォローバックした時です。フォロバするとすぐさま読んでクレクレDMを送ってきたんですね。
当時私はまだ公募用の作品をWeb版として執筆中だったので「ウゼェな」とは思いつつも「読者獲得につなげよう」と考え直して以下のように書いてあえて返したのです。
「私も自作を人生経験を賭して書いております。お互いに認め合えるならば読んでも良いかと思いますが、一方的に私だけが読んで欲しいというお話であればお断り致します」
こう返しました。するとTwitterのDMに❤だけ付けて二日放置でした。この行動から私は察します。
「あー、なるほどね。俺の作品は読みたくないけど、正直に言ったら荒れるから表向きは好意的に見える❤だけ押して流そうとしたのね。日本人丸出しじゃん」
こう察した私はもう一通DMを送ります。要点だけ書くと、「『ご意見があればお気軽にどうぞ』と宣伝突撃DMに書いてあったので意見したのに、❤だけでスルーってどういうことですか? 読み合いたいんですか? 読み合いたくないんですか? 私はどっちでもいいですよ。あなたが私にだけ読んで欲しいというなら私は断るだけですから。私にとっては放置されるのが一番心象悪いですよ」って感じです。
彼が❤だけで流したいと思っていたなら、こう書かれると後がないはずと思ってこのように書きました。すると来ましたよ、二時間も経たずにあっさりと。そして「私もかずきー様の作品を拝読したい」ってね。だから私も読みましたよ、なろうのアカウントを作って星も入れに行きました。ただね、感想文は断ったんですよ。だって、俺の作品なんて眼中に無くて自作の宣伝しか考えていなかった人の作品じゃないですか。星は付けられても感情が乗ってしまう文章は書けませんから。
とまあ長くなりましたが、彼はそんな「私が一言も書かなかった感想文」を今でも読み返して元気をもらってるんですわ。いやぁ、嬉しいですねぇ……ってんな訳ねえよ。スパム確定! 「私は読み合いの時に感想なんか書いていないんですけど、これ私向けのDMじゃないですよね?」と返信したらスルー、「何も弁明しなかったらスパムで集金する作家って認識になるけどいいの?」ともう一通送ったらブロックとなりました。
なんで精神疾患と繋がるの?ってところまで書こうと思ったけど今は眠いからここまで。今後書くかもわかりません。