AI自動生成なんて創作じゃねえ!
https://kakuyomu.jp/works/822139838721862570 こんにちは。まさかミケ猫です。
今回はカクヨムコン11に向け、新しい連載をスタートしました。なろう版から加筆修正をしたものですが、全30話の予約投稿が済んでいるので、年内には完結します。
本作を書いたのはもう二年も前のことで、当時はまだ小説界隈ではそこまでAIの議論が活発でなかった(絵師さん界隈の方が盛り上がっていた)時期だったと記憶しています。
とはいえ、本作はあくまでただの近未来SFなので、生成AI騒動とは切り離して作品を楽しんでいただけると嬉しいなと思っているわけですが。
それはそれとして、一応私の考えを事前に表明しておきますと。
まず一人の小説家目線としては
「小説を書くのってめちゃくちゃ楽しいので、わざわざAIに任せるのもったいなくないですか?」
と思っているのが基本にあります。正直。
なので、使いたい人は別に使えばいいと思うんですが、それって楽しいのかなぁというのが個人的な所感になります。
ただ、昨今の問題のポイントはそこではないようですね。どうも「PVインセンティブを狙った乱造品に、みんなの小説が埋もれる」という部分が問題のようなので。
確かに、大量作成&大量投稿でインセンティブのパイを奪うというのは、カクヨムさんの制度を悪用した仁義にもとる所業ですから。私の作品だと、そういう奴のもとにはヤクザが来るわけです。確実に魔魚の餌コースですよね。可哀想に。
これは、ツールの良し悪しとは別にして、それを使う人に関する法やマナーの問題だと捉えています。急発展した技術なので当然ですが、法律がそれに追いついていないんですよね。
なので、ここまで来ると私の立場からは「ルールや仕組みでどうにかするしかありませんね」という、毒にも薬にもならない言葉しか吐きようがないわけですが。今さら、世にあるツールを排除するなんて現実的ではないですし、問題は道具ではなく悪用する人間なので。
カクヨムさんには大変お世話になっていますので、これからも書く人/読む人それぞれが楽しめる場であれば良いなと思っています。
――という話とはまったく切り離した近未来SFとして、本作を楽しんでいただけると嬉しいです。
AI自動生成なんて創作じゃねえ!
https://kakuyomu.jp/works/822139838721862570