ドキッ♡ヤクザだらけの異世界転生〜仁義もあるよ〜
https://kakuyomu.jp/works/16818093077152888651 いつも応援ありがとうございます。まさかミケ猫です。
タイトルにある通り、そろそろ人物の一覧をまとめようかなと思いまして、近況ノートに掲載することにしました。
物語の最初からずっと辺境スローライフを目指しているクロウですが、なぜか嫁を名乗る者たちがどんどん増えていったり、なぜか舎弟が次々と加わっていったり、なんか色々と大変なことになってきましたので、現状を整理しようと思います。
それではどうぞ!
<第四部第三章末時点>
◆主人公
クロウ・ダンデル・アマリリス・ポステ・サイネリア(11歳):亜空間魔法
名前がどんどん長くなり、肩書きが増え、嫁を名乗る者や舎弟などが次々と追加されていき、お金もいっぱい稼ぐようになって――そのたびに、なぜか夢の辺境スローライフがグングン遠ざかっていく本作の主人公です。悲しいですね。
けっこうしんどい前世を経験してきて、唯一の拠り所だったクラフトゲームをこの世界で再現しようと頑張ってきたのに、今はヤクザ組織の次期若頭をやっています。波乱万丈な人生を送る少年です。
◆嫁を名乗る者一覧(12名)
01 レシーナ・サイネリア(11歳):読心魔法
サイネリア組若頭の娘。言わずと知れた不動のメインヒロインであり、クロウの辺境スローライフを阻むラスボスでもあります。クロウの財布を管理し、嫁を管理し、肩書きも管理し、アマリリス商会の運営もしっかり進める頼れる女の子。自分の知らないところで嫁が増えるとドスを抜くのは御愛嬌です。
未制御状態だと強烈な魔力を放ってしまうため、常に周囲から恐れられており、しかも読心魔法でそれを読み取れてしまう――という人生を送ってきました。が、クロウと出会うことで彼女の人生は大きく変わり始めます。本編では、登場しなくても常に謎の存在感を放っています。月の女神のような銀髪、鮮血のような赤い瞳を持っている素敵な女の子です。
02 ペンネローティシア・バンクシア(11歳):睡眠魔法
バンクシア分家の娘であり、なんだかんだクロウとレシーナから一番愛されている真のメインヒロイン。作者もペンネちゃん大好きです。登場時点からクロウのことを舐めてましたが、今ではすっかりアマリリス一家の頼れる護衛頭になりましたね。
生まれ持った魔力等級が中級だったため、バンクシア家では不遇な幼少期を過ごし、ずっと強がって生きてきました。が、クロウが実家を更地にしてくれてからは、過去とはすっかり決別できたようです。敵を寝かしつけるのが得意。桃色ツインテールのおしゃれな女の子です。
03 ガーネット・ガザニア(13歳):感覚喪失魔法
ガザニア一家の娘であり、クロウとかなり趣味の合う隠れメインヒロインです。何気に二人きりでデートする時の糖度は一番高いので、レシーナもうかうかしていられないですよね。医療系錬金術を磨いている、アマリリス一家の頼れる医務頭です。
人を癒やして生きていきたい、という夢に向かって頑張ってるとても良い子。そして、本来は気弱な性格なんですが、クロウの隣に立ちたいがために強がって頑張っています。甘えるのがちょっと苦手でぎこちない時もあるんですが、そういうところも可愛いと思います。若草色の髪をよくお団子に結んで、自作の魔道具の眼鏡をかけているんですよ。
04 キコ・ブラックベリー(14歳):影魔法
触れるものみな傷つける、黒曜石のキコという名で有名な殺伐系メインヒロインです。めちゃくちゃクロウに懐いており、レシーナとはまた違った感じでクロウは彼女から逃げられないと思います。たぶん、いつもにょっきり影から顔を出して飴を所望するんだろうなぁ。とても頼れる隠密頭です。
魔法が原因で常に飢餓状態が続く体質だったのですが、クロウが魔素飴をくれて、スキルの訓練も重ねたことによって生まれて初めて満腹を知ることができました。人間らしい感情を自覚できていなかったりしますが、そういうのも少しずつ取り戻しながら、クロウのために敵の首を刎ねたりして活躍していますね。黒曜石のような黒髪黒目の無表情ガールです。良いですよね。
05 ジュディス・ダンデライオン(11歳):氷結魔法
ダンデライオン辺境伯家のご令嬢、氷結の魔術師、ポンコツ系メインヒロインです。最近は本当の自分を押し殺してボクっ娘を演じていますが、さてさて、この先ジュディスはどうなっていくのでしょうか。ぜひ楽しみにしていただければと思います。氷結魔法との合成魔術が超優秀、あと実はコミュ力が高かったりする魔術師頭です。
基本的には呑気でお騒がせなお嬢様だったのですが、精霊神殿の実験の件に巻き込まれ、今は公式には死んだことになっています。仮面を被り、口調を変え、今は実験を潰すために尽力しているみたいですね。前みたいな金髪ドリルお嬢様に戻る日は来るのでしょうか。来るかなぁ。
06 アマネ・パピリオ(18歳):芳香魔法
ニグリ・パピリオの孫娘で、サイネリア組の組長の血を引いている、ものすごく美人なメインヒロインです。娼婦頭として黒蝶館を運営し、お客様から引っこ抜いた情報をアマリリス一家のために役立てたりしています。
元々は娼婦として働いていましたが、ヴェントス・クレオーメの求愛を断ったところ魔法で顔をズタズタにされ、全身に大怪我を負ってしまいました。が、クロウがそれを全て治療してくれた上に、黒蝶館を建てて祖母の夢を叶えてくれて、今は幸せいっぱいです。炎のような赤髪がとても素敵な落ち着いた女性です。
07 ブリッタ・コスモス(13歳):治癒魔法
治癒魔法を使って活躍する、酒飲み系メインヒロインです。お酒が大好きで、クロウと飲むとけっこうぶっちゃけトークをして盛り上がってます。なんだかんだ、クロウにとって愚痴やなんかを気取らずに一番ぶちまけられるのはブリッタかもしれませんね。あと、最近は産婆に師事し、クロウの嫁軍団の出産は自分に任せろと言い始めました。
実家はコスモス商会という大きな商会でしたが、望まない縁談が嫌で家出をし、神殿に入ります。が、そこでも上手くいかず、クロウの配下になりました。その後、クロウが父親に金貨を叩きつけて親権放棄をもぎ取ったため「惚れてまうやろぉ」と照れ隠しをしながらお酒を飲んでました。そう。ああやってガバガバ飲んでいたのは、自分の顔が赤くなっちゃうのを誤魔化すためだったんですねぇ。なかなか可愛いところがあるんですよ。藍色髪を三つ編みにして、普段はわりと猫を被っている可愛い女の子です。
08 ミミ(-):妖精魔法
精霊神殿の実験施設で保護したホムンクルスの女の子。相棒系メインヒロインです。すぐにクロウを洗脳しようとしてきますが、基本的にはクロウの亜空間の中でのんびり過ごしています。妖精魔法がすごく便利なので、みんなとの通信役を担ったりしていますね。
命を救われたこと、小人たちに自由を与えてくれたことをものすごく感謝してくれています。今後もクロウの左肩あたりに居座って、相棒として一緒にいてくれるのかなぁと思います。薄紫色の髪をよくポニーテールにしており、妖精魔法で背中に羽をはやして飛ぶ、小さな女の子。元気で可愛いんですよね。洗脳してきますが。
09 ピピ(-):妖精魔法
ミミと同じく精霊神殿の実験施設で保護したホムンクルスの女の子です。ピピは農業系メインヒロインでして、めちゃくちゃ胃袋を掴んできます。もちろん妖精魔法を扱うので、クロウの表層思考を読みながら、農作物の味の改良だったりをしているんですよね。小人にしては珍しく、けっこう真面目な研究肌の女の子だったりします。
同じく命を救われて、その後に農業をやらせてもらっているうちに、クロウのことがしゅきしゅきになってしまいました。クロウの前世の食べ物を悩みながら再現してくれたり、色々と頑張ろうとしてくれています。普段は妖精庭園の管理をしており、研究に精を出しています。空色の髪に麦わら帽子を被った、とても可愛い農業小人の女の子なんですよ。
10 リリア・リグナム(18歳):**魔法
リグナム商会の娘でしたが、クロウが商会を潰した結果、黒蝶館で戦棋チャンピオンとして客と勝負を繰り広げていました。結局、クロウに三連敗することで嫁になることを決意。参謀系メインヒロインですね。今はレシーナ配下で参謀という立場で、日々戦棋をしてマイペースに過ごしています。
リリアに戦棋を教えた兄リュート・リグナムは、どうやら精霊神殿の実験に加担していた様子。また、何やら未来を予知する魔法を扱えるとかで……? これはなかなか大変そうな相手ですね。そんな中、リリアはクロウにスキルを学びながら過ごしているわけです。今後は軍師ポジションで活躍してくれるんじゃないかなぁ。バナナ色の髪をふんわり鎖骨にかかるくらいに伸ばしている女の子です。緑茶と煎餅が好き。
11 ナタリア・カクタス(5歳):**魔法
舎弟フトマル・カクタスの姪。めちゃくちゃ絵が上手で、キコの影の中からひたすらクロウの絵を描き続けたり、クロウの下着を盗んだりしています。あと口数がものすごく少ない。お絵かき幼女なメインヒロインですね。
かつてメディス・サイネリアに毒虫をつけられて脅しの材料にさせられていましたが、クロウのおかげで助けられ、何やら感謝している様子。彼女がどうしてクロウに執着するようになったのかはまだ語られていませんが、とりあえずなんかヤバいということだけは確かなようです。髪の毛は鉛色で、絵ばかり描いています。
12 ベッキー・ベラドンナ(12歳):**魔法
名前だけ出ているベラドンナ家のお嬢さん。ダルマーの妹になります。どうやらペンネちゃんの古巣の支部にいる女の子だそうですが、本編ではまだそれ以上の情報は出てきていませんね。どんな子なのか、ぜひ楽しみにしていてください。
◆舎弟一覧(9名)
01 ジャイロ・カモミール(18歳):振動魔法
クロウが最も信頼する舎弟頭。舎弟の取りまとめ役を担っています。奥さんのサモアが妊娠したため、近々パパになることも決まっているみたいですね。クロウとの出会いで人生がガラッと変わった者の筆頭と言えるかもしれません。
クロウとは冬季巡業の時に知り合って、浄化結界コアを交換するという義賊活動を任されて完遂、じんわりとその名が有名になり始めています。奥さんともどもアマリリス商会で暮らすことになって、とても感謝してくれているみたいです。修行も頑張っているので、どこかで成果を発揮できるといいですね。坊主頭で傷も多く、迫力のある顔で、仁義はしっかり通す。とても頼れる舎弟頭です。
02 ガタンゴ・ガザニア(12歳):**魔法
ガリオ・ガザニア、ガーネット・ガザニアの弟。ジャイロの配下で頭脳働きを認められ、現在はアマリリス商会で事務仕事を中心に活躍しています。クロウとの出会いは最悪な類のものでしたが、今ではけっこう楽しくやっているようですね。
始めはガリオに言われて、初対面のクロウの魔力を探り、決闘の引き金を引いてしまいました。が、それ以降は義賊団の活動においても、アマリリス商会の仕事においても、しっかりと活躍してくれています。最近はクロウの実妹であるハンナと仲が良いみたいですね。
03 フトマル・カクタス(18歳):***魔法
太くて丸い、小人ハーレムを築き上げた舎弟フトマルです。今のところ本編ではセリフのない彼ですが、実はけっこう重要な役割を担ってくれています。特に、彼のお陰で小人の個体数がどんどん増えていくのは本当に大事なことだなと思うんですよね。一部読者様から羨ましがられるハーレムの主です。
メディス・サイネリアに脅されて、無謀にもレシーナを討ち取りに来た(というのはメディスによる策略で、実際は毒虫を運ばされていた)という過去を持つ男。敗北後はクロウとレシーナに救われ、服従を誓うようになりました。実はなかなか情に厚くて優しい男なんですよね。いずれガッツリ登場することもあると思います。
04 トレンティーニアス・バンクシア(20歳):操水魔法
バンクシア家の現当主ですね。とはいえ、任命されてから真面目に統制を取ってこなかったこともあり、バンクシア家は現在散り散りになっている状況です。彼はクロウのもとを旅立ち、バンクシア家をまとめ上げる覚悟を決めたようです。
初登場時は瘴気中毒に冒されていました。配下や婚約者も瘴気を注入されて死亡しており、彼は殺してほしいとすら懇願したのですが、クロウによって無事治療。その後、妹ミントの件を通して考えを改め、旅に出ることになりました。頑張ってほしいものですね。
05 ライオット・サイネリア(20歳):***魔法
メディス・サイネリアの息子。とはいえ、ヤクザよりも学者に向いている気質で、歴史研究に非常に興味を持っています。今はセントポーリア歴史資料館の館長として日々働いています。
次期若頭の座には興味がありませんでしたが、婚約者だったミントハルネシア・バンクシアのことはずっと気になっていて……クロウがミントを救い、高性能な義手まで作ってくれたので、とても感謝している様子。古代の文献の解読も、ライオットがガンガン続けてくれそうですね。新婚さんです。
06 ジュクスキー・ナルキッソス(22歳):光粉魔法
美しさに誇りをもち、ご年配の尻を追いかける超絶イケメンです。今はホストクラ――ごほんごほん、舞葉館にて女性たちを楽しませるべく活動をしております。
昔は色々とあってニグリ婆さんに恋をし、熟女たちとの恋愛をいろいろとしてきましたが、クロウに舞葉館を任されて大喜びしているみたいです。ぜひぜひ、頑張って楽しい施設にしていただきたいものですね。
07 ダルマー・ベラドンナ(18歳):球体化魔法
人面岩みたいになる球体化魔法を駆使する、武闘派ベラドンナ家の息子。クロウに鬱屈とした感情を抱いていましたが、今はすっかり仲良くなりました。
彼は父親に無理やりスキンヘッドにされて入れ墨を刻まれ、人生に絶望していたのですが……そこから一転。クロウのおかげで黒髪パンチパーマになったダルマーは、黒蝶館で乳乗せまで体験して青春を取り戻したようです。さぁ、彼はどんな風に変わっていくのか。これからの活躍に期待ですね。
08 オーキッド・ドクトール(20歳):魔物使役魔法
不遇な扱いの魔物使役魔法を使う、魔物使役師。クロウの罠設備について良くない印象を抱いていましたが、現物を目にしてその考えを変えたようです。
魔物使役師は、精霊神殿から「半人間」という扱いで卑下されています。この状況をクロウはどうにかひっくり返したいと思っているようですが、さてどうなるか。これからの展開に期待しましょう。
09 ルーカス・クレオーメ(15歳):**魔法
ずっと眠っていたクレオーメ家の次男。敵対したヴェントス・クレオーメの弟にあたります。
寝てばかりいたのは実は体質だったようで、クロウの指導や小人のサポートのもと、順調に回復していっています。小人のシュシュと随分仲良くなったようで、いつも肩に乗せているみたいですね。さて、彼はどのような活躍を見せてくれるのでしょうか。楽しみです。
◆ ◆ ◆
というところで、現時点での嫁一覧/舎弟一覧はここまで。
今後も不定期に一覧を作っていこうと思います。
引き続き作品をお楽しみ頂けますと幸いです。まさかミケ猫でした。
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