今回は、第7話で《記憶喰い》に食べられかけた“思い出の色”の、その後を描いた回です。
戻ってきたはずの朝。
けれど、子どもたちの歌だけが途中で途切れてしまう。
忘れられた歌。
古い歌集。
北棟の書庫。
そして、白い髪の少女が残した「また歌ってね」という言葉。
完全に元通りにできなくても、
空白のままにはしない。
失われた歌の続きを、ましろたちは今の自分たちの言葉で歌い直します。
今回は派手な戦闘回ではありませんが、
『未明のルミナリア』という物語の核に近い回になったと思います。
忘れたものを取り戻すだけではなく、
忘れた場所に、もう一度あかりを置く。
そんな第8話です。
そしてラストでは、時計台と“王冠”の気配がさらに動き始めます。
引き続き、
『孤児院の魔法少女は、本当の名前を知らない 〜未明のルミナリア〜』
をよろしくお願いします。