銀の止まり木を引く、やや小柄な栗毛の雌馬です。
乾いた麦の穂のような淡い金色のたてがみと、穏やかで澄んだ瞳を持つ。そのたてがみを見た直人から、「ムギ」と名付けられました。
大人しく人懐こい一方で、気に入らない荷車は決して引かないという頑固な一面もあります。そのため家畜市場では長く買い手がつきませんでしたが、直人と出会い、銀の止まり木を引く旅の仲間となりました。
ほかの馬たちが恐れる高位魔獣のギンにも、なぜか最初から怯えずむしろ堂々と近づき、鼻息を吹きかけてギンの羽を逆立てたほど。何か秘めた力もありそうです??
今では、直人とギン、そして銀の止まり木の旅を支える大切な相棒になっています!!
穏やかなムギが、なぜギンを恐れなかったのか。
彼女が本当にただの馬なのかは、まだ誰にも分からない。