体調不良というわけでもないんだけど、依頼された作品の世界観にうまく入っていけない。
読むには読めるんだけど、どうしてもオーバーキルっぽい読み方になっちゃう。過剰に批判している気がする。
違和感を伝えることは大事だけど、「だからダメだ」という結論にはもっていきたくない。
というか、「ダメだ」って思うくらいならば代案とか、こうすれば……というのを出せよ、というねw
代案出さずに「ダメだ」っていうのは単純な感想(「私は苦手だ」というのと言い換え可能)か、オーバーキルか、僻みか……そういうのだから、指摘とはきちんと区別した方がいいよね。
(評価シートの場合は別・苦笑。でも丁寧な評価シートは代案出すよね)
1話あたりの文字数もそう。
空行の使い方も。
個人的にはみっちりつまってても内容がおもしろければ読むんだけど、「1話あたりあたり3000字くらいがベスト」とか「空行は多めに」という人が多くいるのが驚き。
テクニックとしては必要だけど、1話あたり3000文字くらいで空行が多くてもおもしろくなければ読まないよ、私は。
あと、何度か言ってるけど、紙媒体の公募(電撃とかファンタジアとかスニーカーとかガガガとかオレンジとか……)の場合、空行をやたらと多くするとそれだけでマイナス要因になることもあるからほんとに注意。
(花丸WEB新人賞では応募作全ての講評がそのまま載ってる。どういうところに選考者が注目していて、どういう理由で落としているのかがかなり詳細に分かるのでお勧め)
Webで読みやすいものをそのまま紙媒体の公募にだすと下読みの心証が悪くなる。
だから……まあ、紙媒体の賞に出すのが前提の作品に対して「空行を多めにした方がいい」というのは実は危険なコメントだったりするんだよな……。
それ知らずに鵜呑みにして空行を多くする書き手もいるし……。
ええと……要するに、うん。
依頼されたのはちゃんと読もう。
(2017/8/30 18:30 1ページあたり→1話あたり に内容修正。砂夜さん、指摘ありがとうございます)