思いのほか、こんな駄文にたくさんの方々が目を通していたいていることに驚いております。
本文からわかっておられると思いますが、僕はアラフィフのおじです。
お話を書くきっかけは、息子が17歳のとき、東京のコミックマーケットなるものにでかけ、たくさんの同人誌を買ってきたことでした。
僕はその薄い本をぺらぺらとめくり、
「お前はまだ未成年だろう」とその冊子で頭をはたき、
「同人なんぞ買うのではなく、作る側になって初めて参加したと言えるのだ」
などと偉そうなことを言っておりました。
近年カクヨムを知り、なにげに数作読んでみたところ、そのクオリティに驚いたものです。
そのなかで出会ったある作品に感銘を受けたのです。
それは不幸の中、負けじと生きていく父娘の話でした。本当は仕合せになるべき娘と父はすれ違いの中きっと仕合せとは言えないままラストを迎えるのです。
文章の構成力とシナリオの筋の強さに感銘を受けるとともに数年前に放った息子へのことばを思い出しました。
「同人なんぞ買うのではなく、作る側になって初めて参加したって言えるのだ」
僕はさっそくワークスペースを開き、あぁだこうだと思案するのでした。