KAC、カクヨムアニバーサリーチャンピオンシップというものがかつてあった。……かつて、というか去年は普通にあったんですが。
お題が出て、次のお題が出るまでを〆切として書き上げられた作品のをランキングして表彰しましょう、というものである。
私が最初にカクヨムで書き始めたのは、パチ垢の人が突然小説を書き始めたら面白かろう、という理由からだった。まあ、当然ながら誰からも読まれず、数回やって「ううむ、やっぱ読まれないかあっはっは」などとなっていた段階で、急遽、KACというお祭りが始まり、そのせいでずるずるとカクヨムに居続けることになった。
KACはお祭りである。期間は限られているし、普通に仕事をしながら上げるのは、そこそこしんどい。特に去年KAC2025はお題の数も少なくわりと緩かったけれど、2022とか2023とかは三月のみでお題は八個、週に二作は上げなければならなかったので、フルコンプした人もそこまで多くはなく、全員に500ポイントだか運営も大盤振る舞いだったように記憶している。勿論、私も釣られた側で、そもそも読まれるとは認識していなかった。
が。
書けば、他にどんな作品が上がってるか気になる。読めば感想を書く。そしたら自作も読まれるようになる、という連鎖が起こった。
とりあえず書けばいいやという作品や、適当に事前に書いてあったのをお題に合わせただけだなこりゃ、みたいな作品には星はつけなかったり少なく上げたりした。反面、感心した作品にはレビューを書いたりなどもした。ランキングそのものは、もはや単なる繋がりでポイントを稼いだんだろうなあ、というのも少なくはなかったが、それはそれとして本当に感心するものやもっと他の作品を読んでみたいと思わせるものも確かにあった。
そのKACが、十周年という記念すべきタイミングで消えた。まあ、つまり、運営からしたらあんなお祭り騒ぎは負担でしかなく、そんなことよりカクヨムネクストに誘導したり、サポーター増やしたりしたいのだろうな、と薄々とは気づいていたが明確に形にしたといったところか。
運営の思惑は、まあどうでも良いし、むしろ片隅にでも置いてくれてありがとうという気持はあるのだけれど、それはそれとしてKACというお祭りが消えたことはとても悲しいと思うし、そういうお祭りをするだけの余力すら削られてるのだと思うと、色々なことに思いを馳せてしまうのだが。
個人的なことを言わせてもらえば、KACで無理にケツを叩かれて書き始めてまた復調していこうなどと目論んでいたところにこの仕打ちは、あんまりだ、と思う所存である。
とりあえず、書きかけの連載上げ直して、それ仕上げるよう頑張るかあ……!