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『悪霊まみれの彼女』最終話についてのお知らせ

こんにちは。

春めいて来ましたが、いかがお過ごしでしょうか。
昨日は雪が降りましたが、今日は晴れています。
車道の雪は解け、あと二歩で春が来そうです。


本題ですが、今日中に『悪霊まみれの彼女』最終話の『平安京897 ―始まりの物語―』を書き終えられそうです。
こちらはギフトを送って下さった方向けに限定公開しますが、『黄泉月の物語』最終話公開と同時に、みなさまにも公開します。
現時点で四千文字ほどですので、二話に分割。
さらに加筆修正が入ったものになりそうです。

時は平安時代。
下級貴族の一家が地方での任官を終え、帰京した所から始まります。
一家の父親はワイロをため込み、京の小さな邸を買いました。
父に付き従うのは、皇家の血筋の奥方と、娘の大君と、その弟の太郎君。
十六になる太郎君の名は、和明――。

……と言うお話です。
皇家の血筋と言えど、実家が没落したら暮らし向きは厳しいです。
『源氏物語』でも、この辺は何例も描かれています。

出番は少ないながら、私が印象に残っているのは「宮の君」。
父は式部卿の宮(紫の上の父)ですが、源氏とは折り合いが悪く、源氏が権力者になると、没落していきます。
その式部卿の宮の娘の一人が「宮の君」で、紫の上の年の離れた異母妹になります。

紫の上の養女で、今上帝の妻の明石の中宮は、娘の女一の宮の上級女房として「宮の君」を引き取ります。
「宮の君」も良い縁があれば、女房などに甘んじていなかったでしょう。
女一の宮へのお付きとして、袿の上に「裳」を付けざるを得ません。
高貴な女性は小袿を室内礼装としますが、身分の低い女性は、臣下の証として「唐衣」や「裳」を付ける決まりです。

没落貴族の姫の悲哀が描かれ、強烈な印象が残りました。


以上は余談ですが、『平安京897 ―始まりの物語―』は、初めて現世に転生した神名月・如月・雨月の三人のめぐり逢いが描かれます。

最初から最終話にするつもりで考えていたエピソードで、ここまで辿り着いたか、と感慨深いです。


さて『日記・エッセイの本棚』は10日置きぐらいで立て続けますので、よろしくお願いいたします。


mamalica

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