カクヨムで宣伝することではないかもしれないけど、note創作大賞ミステリー部門に応募しました。
以下で公開しているのでよろしくお願いします!
スキやコメントもお待ちしています。
https://note.com/hasukai_makoto/n/ndd6d0868272d
『蝉のように生きたいと願っていた』
あらすじ
高校三年生の柴原夢愛(しばはらゆめ)は、最後の夏休みを過ごすため、十年振りに田舎の祖父母の家に来ていた。祖母・聡子(さとこ)が再婚をしてから疎遠になっていたが、会えば十年の月日は短く、聡子は夢愛をもてなす。夢愛は、ゆっくりと進む夏の時間を謳歌していた。
しかし、日常は束の間だった。警察からの電話で、夢愛は両親の訃報を告げられる。夢愛の母親・藍子(あいこ)は殺害時に顔面に深い暴力を受けており、夢愛にも危害が及ぶおそれがあった。そのため、部屋で塞ぎ込む夢愛を警護する刑事が二人訪れる。
一方、葬儀に参列者した親族の中に宇野辺(うのべ)という男がいた。暇を持て余した大学生だった宇野辺が、捜査に同行し始めて事態は急転する。